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歯並びと姿勢と子育てと

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歯並びと姿勢の関係について投稿しています。
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記事一覧

ヒト構造の答え(200週連続投稿)

何年も投稿をしてきたが、遂に200週連続投稿に至った。ひとえに僕の投稿を読んでくれている物好き読者さんのおかげだ。 最近なのだが、ヒトという動物の構造(内臓を除く骨格や筋肉)の答えが出たと思っている。 それは テンセグリティヒトの身体はテンセグリティ構造なのだ。 そうでなければ、バランスが取れないのだ。 テンセグリティに関してはググって欲しいのだが、一見浮いているように見える不思議な立体だ。 圧縮材と張力材からできており、圧縮材は骨、張力材は筋や腱ということになる。

上顎を動かして食べる

「上顎を意識して食べましょう。」みたいな動画がXで流れてきた。具体的にはどんな動画かは控えさせていただくが、数万人フォロワーのいる整体師だ。知り合いのトレーナーからも確認がきた「どう思いますか?」。 正直、頭蓋の縫合でくっついているので、上顎が動くことはないと思うが、いつもの知り合いの歯科医師に聞いたところ、 「一応動画を見ました。上顎は動かないと言われているが、側頭骨の縫合のところで、たわむ感じで動くと言えなくもない。しかし、この動画で言っているのはワニみたいに動かすイメ

小学校中学校の友人はいるのか?

僕は自分の子どもが小学生なのだが、どうも友人関係がうまくいっていないように見える。イジメられるということはないもののうまく溶け込めていないように思うのだ。それを妻は痛く心配している。それを見て僕は言う。 「別に良くないか?」 大事なのは周りと違っていてもそれでいいと認めてくれる人間、ウチの子の場合は親の存在が大事なのではないかと思うのだ。僕はいつも自分の子どもに言っているのは、「自分の思った通りに生きなさい。最低でもパパに自分の主張をして叱られないと思う生き方をしなさい。

幸せは『健康と金』なのか?

某配信者が幸せとは『健康と金』だと言っていた。 若いのにかなりのお金持ちだそうだ。それは素晴らしい。尊敬に値する。 健康は言わずもがな。全てのことが身体があってこそだ。しかし、金が幸せというのは少し異論がある。 まず金が幸せになるには色々前提条件がある。 まず資本主義社会であること。お金でものを買えたり、人を雇ったりできる環境であることが前提だ。そうでなければカネゴンでもない限り金でお腹は膨れないし、お酒も飲めなければ、いい服も着れなければ、車にも乗れない。お金とはあくまで

子どもが泣いているのにキレた老人の話

先日、TikTokで話題の動画があった。 泣いている子どもをあやしているお母さんが前に座っている老人にキレられているというものだ。 「子どもを甘やかすな!」たら「困難いオレが収めた税金が使われるなんて。」といって悪態をついていた。 THE 老害 だ。こうはなりたくない。結局この老人は次の駅で降ろされて警察からの厳重注意ということになった。 泣いている子どもの親が子どもをあやしていないならこの老人の言い分もわかる。僕も今まで泣いている子どもをあやさない親にイラッとしたこと

子どもに失敗をさせよう

僕は子育てについて色々調べるのが好きだ。子どもに自分の不勉強のせいで不利益になりたくないからだ。それでも多かれ少なかれあるとは思うが、しないよりはいいだろう。その中で少し面白い文献があった。 失敗した時の方が人間の脳は働きが良くなるというものだ。 それが少し面白かったので紹介しようと思う。 ヒトという動物は動物として負けに負けてきたという歴史がある。 本来霊長類であってサルの仲間なのでいるべき場所はジャングルなどの森であるべきだ。しかし、ヒトの祖先は生存競争に負けサバンナの

合気上げを2時間でできるようにする

先日、某業界で有名な先生にあった。僕はその先生の講義を聞いたことがある。その時に発勁のようなものをしていた。ご自身の興味の中で試行錯誤しているのがみてとれて偉そうな立場でものをいうなら微笑ましかった。素人が一生懸命研究した感じが見てとれたのだ。僕が助言したらきっともっと理解が深まるのになと思っていた。 その人が日本にいる人なら道場に行ったりしていただろう。しかしその人は海外住まいなのだ。おそらくYouTubeなどの動画だけで一生懸命研究したのだろう。知り合いのつてもあり、講義

足の踵信仰とつま先出力

あるウエイトリフティングの指導者がXで踵信仰の人はうまくつま先をを使えていないみたいな内容のポストをしていた。これはあるタイミングのひとには正しいが、あるタイミングのひとにはミスリードになる。そんな話をしよう。 実際この指導者は優秀でしっかり踵を踏めているし、ウエイトリフティングは全身のつながりが大事な競技で、骨でしっかり支えていないと体重に対して重さが支えられない。一般的な筋トレは否定派の僕もウエイトリフティングはありだと思っている。個人的になしだと思っている筋トレはアー

正しい姿勢の土台となる2つのポイント

これは腹圧の維持とうなじを伸ばすことだ。 詳しくは友人のメシの種なので控えるがそうなのだ。 うなじを伸ばすというのは別の表現をすると上から糸で吊られたようになどと表現されたりもする。 これを覚えるのが生まれてすぐの授乳期なのだ。 方法なども友人のメシの種なので控えるが、このときに土台を作ることが大事なのだ。腹圧に関してはここでも触れてきたので、どのように鍛えているかというと泣くことだ。 赤ちゃんは泣くのが仕事というがあながち間違いではない。身体の土台を作っている。プロのス

親になる覚悟、出産のリスク

先日、某重鎮助産師さんに会って話をした。個人的に相談をしたのだが、そこで聞いた話はなかなかのものだった。 無痛分娩が多くなってきているという話だ。それ自体は決して悪いことではない。 それと同じ時期に私は出産を頑張らないという女子アナが帝王切開を選んだみたいなニュースがあった。 ここでの問題なのは無痛分娩や帝王切開がリスクがないように書かれていたり、そう思って選択していることだ。決してそんなことはないし、上がるリスクもある。 特に無痛分娩に関しては、異常出血が増える。 そ

肩のポジションって難しいよね

僕は肩のポジションをずっと悩んでした。それはなぜか? 腕が横についている、腕は肩についていると思っていたからだ。 腕は横についている間違い単純に腕は横についていると思っていた。勝手な思い込みだ。 肩の骨の形を見れば明らかなのだが、腕は前につく。 腕を横につけようとすると、胸を張り、肩の後ろが詰まる。この緊張があると力が体幹に流れていかない。つまり殴ったりすると肩で衝撃を受けることになる。これでは大きい物理エネルギーを出すのに限界がくるし、自分の力で痛めることになる。 腕

顎でバランスをとる

友人であるあたおか歯科医師と話をした。 前々からその友人は顎関節症の根本的な原因は姿勢にあるといっていた。 厳密にいうと顎関節症の一部(分類がある)らしい。 それは二足歩行のヒトという動物に至ったため、バランスを取るということを無意識にすることになったからだ。 顎は頭部に位置するので、二足歩行をする上での重要度は高い。 脳があるということもさることながら頭部自体が重いのだ。 そのため後頭筋周辺の筋肉は筋肉としての役割より、センサーとしての役割が大きい。だから姿勢の悪いひとは

腰の位置と腹と肚

一般的な腰の位置とはどこのことだろう。 おそらくくびれているところを指すのではないだろうか。 ファッションとかだとそうなのだろう。ベルトをつける位置とかを腰とする西洋文化の影響だ。別に悪いことではないが、使うTPOによって腰というものはどこを指すのか定義していかないといけない。 運動や武術においての腰は骨盤の高さになるだろう。両側股関節の高さだ。そして、その中心のあたりを肚とすると僕は思う。そして、ヒトの動物としての動きは肚からくるものだ。その力は理に適っている。だから武術

正しい歩き方をほとんどの人が知らない。

みなさんはどのように歩いているだろうか? ほとんどの人は脚を前に放り出しながら歩いているのではないだろうか? もしかしたら状況によるのかもしれないが、基本的には僕は間違っていると考えている。足のことを考えた靴みたいなので、踵から着地みたいなものをよく見るが間違っていると僕は考えている。 僕が思うヒトという動物がデザイン的にされている歩き方というものがあると考えている。どういうものかというと、 上記の絵のように自分の真下に足がきて、前にバランスを崩していくと、足が勝手に前