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依存症。 【詩】


第一節

背く必要の無い音があって。
アタシがただ其れに耳を済ます時。

・・・・・・ぷすり。
  ・・・・・・ぷすり。

欲しいモノが手に入った時とは疑似的な悦楽。


アタシは貴方の瞳が嫌いです。
隠し事は出来ませんか。
・・・ぷすり、ぷすり。
アタシは愚かですか。
依存は温かい。
それではいけませんか。
縋ってはいけませんか。
孤独を欠落させる、その快感に。

・・・それでも、刺されているだけ。
包まれていないと、アタシは知っている。
不安が、焦燥が、押し寄せる。波の如く。

寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい。
アタシが泣いているのに。

だからこそ。
割ってしまえ、と言えないアタシの依存は、底無し沼の如く。   


温かい空気でアタシを誘うのです。




第二節

背く必要の無い音があって。
アタシがただ其れに耳を済ます時。

・・・・・・ぷすり。
  ・・・・・・ぷすり。  

欲しいモノが手に入った時とは疑似的な快楽。


アタシは貴方の瞳が好きです。
隠し事は出来ませんか。
・・・ぷすり、ぷすり。
アタシは愚かですか。
依存は温かい。
それではいけませんか。
縋ってはいけませんか。
孤独を欠落させる、その快感に。

・・・それでも、刺されているだけ。
包まれていないと、アタシは知っている。
不安が、焦燥が、押し寄せる。波の如く。

寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい。
アタシが泣いてるのに。

だからこそ。
割ってしまえ、と言えないアタシの依存は、底無し沼の如く。


温かい空気でアタシを誘うのです。


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