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消えたい、が消えない。

消えたい、が消えない。

卑屈なフィルターがかかってる

こんなわたしみたいな人間にも平等に朝が訪れて部屋の中に光と影をつくる
じんわり暖かくて、引き裂きたくなる

友達が嬉しそうに話していたことに対して、なんで?って思ってしまった。

なんでそれは私じゃなかったんだろう?
なんであなたなの?

無意識に見下してしまっているところがあったかもしれない

そんな事思いたくないし、思う自分でいたくない

学校の友達がみんな明るい
私に比べたら、の話だ。

みんなが笑っていることの何がそんなに面白いのか分からない
笑うことに意味はないのかもしれない

どこにいても孤独感が消えない
きっと、つながりなんて幻だ、思い込みだ。

どこでも場違いで浮いている、気がする。
ここにいていいと思えなくて、いつも逃げ出したい

思い込みでもいいから、ここにいてもいいって思いたいよ

何も出来ない

実際に何も出来ていないわけじゃない
今こうして朝から気分悪く目覚めてなんの意味もない言葉を吐く事ができている。

心が、何も出来ないと決めつけてしまっているから、ずっとそれを決定づける裏付けを探している

仮に出来ていたとしても、無理やり屈折させた出来なさを見ている

そんなことしてもいいことないのにねー

何をしても、99出来てても残りの1の出来ていないことで全て打ち消している。

完璧を目指す必要は無いこと、不可能なことはわかっているのに

生きていることに意味なんてない
だって、今生きてるんだからそれをわざわざやめるなんて、という考えがあるかもしれないが、だらだらと続いていくこの日常に耐えられないんだよ

焦燥感、無力感、孤独感、劣等感

なんでわたしはこうなったんだろう?
こうなった、というより元からそうだった?

それともこうなる選択肢をとってきたから当然のこと?

もう、考えても答えなんてなくて不快になるだけのこと考えなくていい


窓の外が明るい
こんなガラス1枚で鬱屈とした自室と光で溢れている世界が隔てられているなんて不思議だな

窓を開けると少し冷たい、
方向の定まらない春風が吹いている
小さそうな鳥のさえずりもきこえる
和歌みたいに平和だ

空は今日も青い

呆れちゃうよな



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