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☆DXリテラシー(SOLID原則とは? #21)


こんにちは、モーリーです。

今回は、DXリテラシーの知識として、オブジェクト指向プログラミング『SOLID原則』について簡単に解説します。

SOLID原則は、オブジェクト指向プログラミングにおいて、変更しやすく、理解しやすく、再利用しやすいモジュールを設計・開発するための重要な原則です。これは、ソフトウェアエンジニアRobert C. Martinによって提唱された多くの設計原則を5つにまとめたものから名付けられました。これらの原則は以下の頭文字をとって『SOLID』と呼ばれています。



  • S … 単一責任の原則(Single Responsibility Principle)

  • O … 開放閉鎖の原則(Open-Closed Principle)

  • L … リスコフの置換原則(Liskov Substitution Principle)

  • I … インターフェイス分離の原則(Interface Segregation Principle)

  • D … 依存性逆転の原則(Dependency Inversion Principle)


これらの原則は、柔軟なソフトウェアの構築を支援し、複数の開発者が異なるタイミングや目的で変更を行っても、ソフトウェアの柔軟性を維持できるようにします。

S … 単一責任の原則とは?

単一責任の原則は、ソフトウェアを構成する個々のモジュールが1つの責務だけを持つべきという原則です。つまり、1つのクラスや関数が多くの役割を果たさないように設計します。これにより、変更が容易になり、理解しやすいコードを保つことができます。

O … 開放閉鎖の原則とは?

開放閉鎖の原則は、既存のコードを変更することなく新しい機能を追加できるように設計する原則です。既存のコードを修正しないことで、互換性を保ちながら新機能を追加できるため、ソフトウェアの安定性を保つことができます。

L … リスコフの置換原則とは?

リスコフの置換原則は、派生クラスは基本クラスと互換性があるべきという原則です。つまり、基本クラスを使っていた場所に派生クラスを代わりに使っても、正常に動作することが重要です。これにより、多態性を活用して柔軟なコードを実現できます。

インターフェイス分割の原則とは?

インターフェイス分割の原則は、クライアントが不必要なインターフェースに依存しないようにするために、インターフェースを細分化する原則です。必要な機能のみを提供することで、クライアントの依存度を減らし、シンプルなコードを実現します。

D … 依存性逆転の原則とは?

依存性逆転の原則は、モジュール間の依存関係を直接ではなく、共有された抽象に依存させるという原則です。これにより、上位モジュールが下位モジュールに依存せず、柔軟で拡張性のある設計を実現します。



まとめ

SOLID原則は、オブジェクト指向プログラミングにおける重要なガイドラインです。これらの原則に従うことで、変更に強く、理解しやすく、再利用性の高いソフトウェアを構築することができます。

本日は、以上です。

それでは、みなさん良い1日を

また 来週

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