切り花の少ない冬に、花屋で目を惹くのが、彩りも鮮やかなアネモネだ。

アネモネはギリシャ語で "風" を意味する花。
和名は花一華はないちげで、一本の茎から一輪の花が咲くためこの名前がつけられたという。
アネモネの花びらに見える部分はガクで、実は花びらがないというのは、なんとも不思議だ。

キューピッドの矢を誤って受けた、愛と美の女神アフロディーテは、美少年アドニスと恋に落ちた。
しかし幸せな時は長く続かず、アドニスは狩りの最中に命を落としてしまう。
アドニスの流した血から咲いたという、赤いアネモネ。
アフロディーテの涙から咲いたのは、何色のアネモネだったのだろう。

ヨーロッパでは、アネモネは ”復活” と ”永世” の象徴とされている。

今も、これからも

私たちは、あなたに夢中

風に舞う、無数の花びらのように

あなたの宇宙そらを漂っている

私たちの中に

あなたへとつづく

もう一つの扉が開いたのだ

目を閉じれば

そこには、いつも

優しく微笑む

あなたがいる

アネモネの花言葉
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清純無垢
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無邪気
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赤：君を愛す
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ピンク：希望 待ち望む
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青：固い誓い
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黄色：はかない恋
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白：真実 期待
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紫：あなたを信じて待つ