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気をつけたい叱り方 4選

「いい加減にしなさい!」
「こらっ!!そんなことしたらダメでしょ!」

叱り方一つ(積み重ね)で、
子どもの自尊心や自立心が育つこともあれば、
逆に傷つけることもある。

間違った方法では、子どもの心に深い傷を残し、
その影響は時に一生続くことも。

恐ろしい。。。

なので、時々こうして、
叱る方法を見直すことは、
子どもの未来を形作る上で非常に大切だと思う。


子どもが間違った行動をした時、
それは学びの機会。

怒りではなく、
理解と愛情をもって接していきたいよね。

叱るときは、何が間違っていたのか、
どうすればよかったのかを明確に伝え、
子ども自身に考える機会を与えていこう。

今回は、効果的と言われている叱り方と
その重要性を話していく。

子どもの心に寄り添いながら、
叱り方を通じて正しい行動を教える方法について、
一緒に考えていこう。

ただ、いつも通り、これは考えを改めるきっかけを
作っていることにすぎないので、
できていないからダメとか、これが絶対正しいとか
そういうのではないので。


気をつけたい叱り方の例とその影響

見直したいいくつかの叱り方と、
それが子どもに与える影響について考えてみる。

  1. 嘘をつく
    「サンタは悪い子にはプレゼントをくれないよ」
    といった嘘を使って脅すこと。
    これは子どもの信頼を損ねたり、
    子どもの中での正直さの価値を下げる可能性がある。

  2. 未来を奪う
    「このままじゃ友達いなくなるよ」
    といった、将来に対する脅し。
    子どもは不安と恐怖を感じ、
    自己肯定感が低下するかもしれない。

  3. ダブルバインド
    親のメッセージに矛盾があって子どもが混乱状態に陥る。
    例えば、
    「怒らないから、正直に話してみて」と説明を促す場合。
    子どもが理由を話す。ここまではいい。
    この後に「なんでそんなことしたの!!」と
    激怒してしまうというパターン。
    ①「話せば怒らない」というメッセージ
    ②「悪いことをしていたら怒る」というメタメッセージ
    の2つの矛盾が子どもを混乱させてしまう。

  4. ご褒美を取り上げる
    悪い行動に対して、楽しみやご褒美を取り上げること。
    これは子どものモチベーションを外部に依存させ、
    内発的な動機付けを妨げることになる。
    自分で頑張る力を高める機会が少なくなってしまう。

これらの叱り方は、
一時的には効果があるかもしれない。
でも、長期的には子どもの心理的健康に
悪影響を及ぼす可能性もあることは知っておこう。

叱ることは、子どもを導く手段の一つに過ぎない。
愛情と理解に基づく正しいアプローチを心がけていきたいね。


叱り方の例

子どもを叱る際に最も大切なのは、やっぱり愛情と理解。
そのためのコミュニケーションをしっかり取りたい。

ここで、
子どもに注意するときに気をつけたいことを考えていこう。


【叱る前に一呼吸置く】
怒りが先行すると、言葉がきつくなりがち。
一度深呼吸してから、落ち着いて話すようにしよう。

【行動にフォーカスする】
「悪い子だな」というレッテルではなく、
「これは良くない行動だったね」と具体的な行動に
焦点を当てて叱る。

【適切な理由を説明する】
なぜその行動が良くないのかを説明し、
子どもが理解できるようにする。
理由が分からないと繰り返してしまうよね。

【代替行動を提案する】
間違った行動の代わりに、
何をすべきだったかを示し、
学びの機会を与える意識。考えさせる意識。

【叱った後のフォロー】
叱った後は、子どもに愛情を示し、
受け入れられていることを確認できるようにフォローしよう。


子どもの自尊心を保ちながら、
正しい行動を促すことができるように叱る。
難しい。。。
1回でも多くできたらいいな。


子どもとのコミュニケーションの重要性

子どもとの関係構築において、
コミュニケーションは非常に重要。
そりゃそうだ。
当たり前のこと言うなよもってぃー。と、
みんなに叱られそうだ(汗)

でも大事なことは何度も伝えないとね。
むしろ、またかよ!っていう人は
すでに熟知しているんだから自信を持って。

話を戻して。

叱ることは一部分に過ぎない。
子どもとの深い絆を築くためには、以下の点を心がけよう。

・積極的な聴き手になる
子どもが話すときは、全注意を向けて聞く。
彼らの話を真剣に聞くことで、信頼関係が深まる。
簡単そうで意外とできていない人もいる。
みんな忙しいからね。

・感情を共有する
子どもの喜びや悲しみを共有し、
感情を理解しようとする。
これにより、子どもは安心感を得られます。
味方でいてくれてるってね。

・一緒に過ごす時間を大切に
共に遊んだり、話したりする時間は、
子どもとの絆を強化する。
特に何もしていなかっても、
この”一緒にいる時間”を通じて、
親子の関係はより密接になっていくんじゃないかな。

・ポジティブなフィードバック
子どもが良い行動をしたときは、積極的に褒めよう。
肯定的なフィードバックは、子どもの自己肯定感を高める。

親として、子どもを叱ることも大切だけど、
それ以上に、子どもとのポジティブな
コミュニケーションをしていくことの方を優先したい。


子育てにおける叱り方のバランス

子育ての道のりは、常に愛情と理解、
そして時には厳しさも必要。

この記事を通じて、
子どもを叱る際の「効果的な方法」と「避けるべき方法」を見てきた。

大切なのは、子どもへの叱り方にバランスを取ること
叱ることは、子どもを導く一つの手段ですが、
全てではない。
「最近怒ってばっかりだな・・・」そう気づいた時がチャンス。
自分の普段の関わり方を見直そう。

そして、良い面に目を向けてすかさず褒める。
すると気持ちも楽になるし、子どもも嬉しい。

子どもの感情や考えを尊重し、
肯定的な関係を築くことも大切にね。

叱る時も、愛情と理解を忘れずに。
子どもが安心して成長できる環境を作るためという目的。

親としての役割を全うする一方で、
家族、学校、地域社会との連携も忘れずに。

今回の話を通して、子育ての中での叱り方に関して見つめ直し、
子どもとの関係をより良いものにする手助けになれば嬉しい。

最近のSNSでよく見かける
「〇〇はダメ!子どもが〇〇になります」というような発信。
(まあ僕もしていますが・・・)

いつも言ってるけど、それが目の前の子どもにとって
良いかどうかは分からない。
鵜呑みにしたり、とにかく批判したりせず、
大まかな内容を知り、自分自身で作り上げていくことが大事。

そのための情報やきっかけにすぎない。

自分の頭という箪笥の引き出しを増やしていく。
全部の引き出しを使うかは分からない。
でも、多い方がいいよね。
いくつかの引き出しだけにこだわるのも良くないよね。

いろんな他人の引き出しも参考にしながら、
自分のペースで
自分のやり方で
自分の目の前の子どものために
学んでいこう。

子育ては一人ではなく、大人みんなで支えるもの。
愛情あふれる教育を、一緒にしていきたい。

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