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✓古本食堂/原田ひ香

▽あらすじ
美希喜(みきき)は、国文科の学生。
本が好きだという想いだけは強いものの、
進路に悩んでいた。
そんな時、神保町で小さな古書店を営んでいた
大叔父の滋郎さんが、独身のまま急逝した。
大叔父の妹・珊瑚さんが上京して、
お店を継ぐことに。
滋郎さんの元に通っていた美希喜は、
いつのまにか珊瑚さんのお手伝いをするようになり…。


▽感想
古本という呼び方があっているか分からないけど、
たくさんの古本たちが出てくる。
そしてその中に登場する料理たちも
とてもとても美味しそうだった。

本屋同士の関りだったり
神保町ならではの食事だったり
神保町という場所に行ってみたくなる本。
本の街かあ、死ぬまでに一度は行ってみたい。

歳が50くらいは離れているだろう
美希喜と珊瑚さんの友達とも
親子ともいえるような関係性がとてもいい。
店番をする二人の接客もそれぞれ
個性があって楽しい。

ゆるりゆるり時間とページが進んでいく。
コーヒーや美味しいお菓子と一緒に
楽しみたくなる本です。


✓古本食堂/原田ひ香/角川春樹事務所

↳サンプルもありますので、ぜひ

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