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『生まれつき膣のない女』vol.2

私はタイトル通り、
生まれつき膣のない女性です。
膣だけでなく、子宮もありません。

今日は私の病気について、
そして病気に気づく前の話を
書こうと思います。

病名は
「ロキタンスキー症候群」と言います。

ロキタンスキー症候群は、
子宮と腟の一部もしくは全部が欠損して生まれる先天性の疾患で、約4500人に1人の女児に発生すると言われています。

胎児期における女性内性器へと発達するミュラー管の分化異常によって起こると言われていますが、その原因ははっきりしてないようです。

卵巣・卵管は正常であるため、女性ホルモンの分泌や排卵などは一般の女性と同様です。

しかしながら、子宮がないために月経は起こらず、中高生になって初潮がこないことで病院に受診して初めて気づかれることが多いです。

↑インターネットよりコピーさせて頂きました。

同じロキタンスキー症候群でも、
腟や子宮の状態は
人によって差があるみたいです。

私の場合、
子宮は痕跡ほどしかなく、
腟は途中で終わっているので、
数センチしかありません。

この病気を知るきっかけになったのは 、
やはり私も初潮の遅れからでした。

小学校高学年になると、
「生理が始まった」という話を
よく耳にするようになりました。

中学生になると、
初潮が来ていない子の方が
少なくなりました。

少しだけ不安になった私は
生理遅いね、と母に言いました。

うんそうねぇ、
でも遅い人も中にはいるからね。
そのうち来るよっ!
と母は言いました。

そして中3になり、
初潮が来ていない女の子は、
同級生の中で
私ただ1人になりました。

私は胸が膨らみ出すのが
周りの子より早かったこともあり、
おかしいな、、大丈夫かな。
と不安な日々を送っていました。

そして私はとうとう
生理がこないまま
中学校を卒業しました。

つづく。

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