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息子の世界では、みどり色は「はっぱ」らしい

息子は、みどり色を「はっぱ」と言う。
私がいくら、「みどりやで!グリーンやで!」
と言っても、「はっぱ!」と言う。
息子の世界では、みどり色は「はっぱ」らしい。

もし、息子の世界を私が侵略し、
「はっぱ」を禁止したとしよう。
そのかわりに、「みどり」を使わせたとすれば
息子の世界はきっと、消えてしまうだろう。

私がいま、生きてる世界では
この色は「みどり」って言うんだよ。
僕がいま、生きてる世界では
この色は「はっぱ」って言うんだよ。

そんなふうに、互いの生きてる世界を
ただ、感じ合えたらいいのにな。
だって、この色の美しさを、一緒に感じ合いたいだけだから。

それに気づいた、ここ最近。
独自の世界を生きる息子に、こちらの正しさを強要するのを、私はやめた。
そうしたら、独自の言語を持つ息子と話すのが
少し楽しくなったのだ。

そりゃ、そんな息子の世界を
私の世界の視点で見てみたら
理解できないことだらけ。

だけど、そんな息子の世界を想像してみたり
ときに、共感してみると
なんだか敬意を抱くようになったのだ。
独自の世界を楽しむ息子に、だ。

私が生きるこの世界も
そんなふうであったらいいのにな。
そんなふうに感じた日。


皆さんにとって、理解できない世界はありますか?
そんなとき、どうしてますか?

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