mu

イラストレーター。 絵とことばで、あの日のあのこを抱きしめる。 一緒にお散歩いかがでし…

mu

イラストレーター。 絵とことばで、あの日のあのこを抱きしめる。 一緒にお散歩いかがでしょう。 映画大スキ!キレイな空と雲がスキ。 紙の絵本を作れるように。 猫と一緒に暮らせるように。

マガジン

  • とっておきnoteをあつめたmuの宝箱

    ずっとそばにいてほしい、宝物の記事たちをあつめている。

  • muのお散歩

    おいしい、楽しい、おもしろい。また行きたくなる「はじめまして」の町、大スキ!な町のお散歩記事たち。

  • くまたちのイラスト&マンガ

    くまたちのイラスト記事やマンガ。 生きることが楽しむことであってほしい、と願うくまたちは、自分たちの残りの時間を、スキなことをして思うままに過ごしていくと決めている。

  • 思い出のお仕事と作品たち

    これまでの作品とお仕事などの記事を、プロフィールのかわりに。

  • 感想文たち

    心に残っている映画やドラマ、展覧会の感想文など。

最近の記事

観覧車の下で自分と待ち合わせ♨️お散歩「後楽園」

めくるめく日々が過ぎ、 手帳をめくり、暦をめくり、 この身を追いこし季節がめぐる。 自分との約束を果たす日 いくつかのハードルをギリギリの低姿勢でなんとか飛び越えて新年度を迎えながら、よりによって月曜日に満開になった桜に向かい、ああどうか置いていかないで、と念じたのがずいぶん前のことのようだ。 乗るつもりのない観覧車が、雲の隙間からのぞく青空を背にパースがかかり胸を張って立っている。 そのBIG-Oの円心のど真ん中を、上がったり下がったり、誰かさんの心持ちのようなジェッ

    • 思い出を描きとめる夜

      こわい夢を みたくない夜 うれしかったこと 楽しかったことを 思い出してから 眠るよ                   ーキャラメ 前のおはなし↓ ひとつめのおはなし↓

      • あの路地を曲がって扉を開ける🚪春のお散歩「吉祥寺」

        少しくらいの雨ならば、予報が雨のち晴れならば、傘などささずに出かけてしまおう。 余計な荷物も心配ごとも、全部忘れて歩き出そう。 控えめに言っても熱烈大好きなワンダータウン吉祥寺 お散歩といえば、吉祥寺は定番の人気の町と言えるだろう。 紅茶の缶やパッケージのイラストがかわいくて、おいしい茶葉をテイスティングして仕入れているのは絵を描くご本人という「カレルチャペック紅茶店」や、その横には帽子専門店を挟んで絵本好きのための絵本好きによる、秘密基地のような絵本屋さん「トムズボック

        • muのnoteを紹介してもらったのがうれし過ぎてずっとドキドキしている。

          お仕事中の休憩時間、いつものようにnoteをひらくとお知らせが。 ネコぐらしの勉強暮らしさんに、記事を紹介していただきました! しかも1つの記事を取り上げるのみならず、ひとりのnoterとしてのmuのイラストや感想文などの全貌についてそれはそれはやさしく、もったいないほどの愛をもって言葉を紡いでくださっているので、びっくりしたのとテレるけどうれし過ぎたのでずっとドキドキしたままです。 紹介いただいた記事はこちら↓ 書く文章についていろいろな種類のカードの束を持っているよ

        観覧車の下で自分と待ち合わせ♨️お散歩「後楽園」

        • 思い出を描きとめる夜

        • あの路地を曲がって扉を開ける🚪春のお散歩「吉祥寺」

        • muのnoteを紹介してもらったのがうれし過ぎてずっとドキドキしている。

        マガジン

        • とっておきnoteをあつめたmuの宝箱
          15本
        • muのお散歩
          4本
        • くまたちのイラスト&マンガ
          13本
        • 思い出のお仕事と作品たち
          8本
        • 感想文たち
          6本

        記事

          キミがくれたおくりもの

          はじめてキミと 一緒にあまいケーキを食べる この時間はきっと ずっと忘れられない おくりもの こんな日がくるなんて 思いもしなかった わからないものだよ びっくりだよね キミもそう思ってる? またキミと 夕焼けを見に行きたい とっておきの場所で 少しずつのびていく 明るい時間に 次のおはなし↓

          キミがくれたおくりもの

          青空の下でコーヒーを☕️お散歩「清澄白河」

          変わるもの、変わらないもの。 人の気持ちは変わっても、空の青さは変わらない、 とか。 清澄白河の入口「Blue Bottle Coffee」 サードウェーブの上陸と騒がれた「ブルーボトルコーヒー」の1号店が清澄白河にオープンしたのは2015年のことらしい。 フラッグシップカフェとなった清澄白河のお店は、明るく天井の高い工場のような空間で、自分たちで選んで仕入れた生豆を大きな機械で焙煎し、人の手で丁寧にドリップしてくれる。 すぐにでも味わってみたかったが、大混雑と大行列に

          青空の下でコーヒーを☕️お散歩「清澄白河」

          焼き菓子に誘われて🥮お散歩「蔵前」

          好きな食べものは? という質問には、もはや「小麦粉です」と答えたらいいのではないかと思っている。 まずは、パン。ピッツァにパスタ、パンケーキ、クレープ、ワッフル、タルト。 コーヒーをおいしく淹れたくて毎日ドリップしてみているが、紅茶も好きでこちらはいくらか上手にいれられる。 紅茶の隣にはスコーン。 仕事で疲れきって、ぼんやりとInstagramを漂っていた私の目を覚まさせたのも、スコーンだった。 「菓子屋シノノメ」のスコーン 何かを成しとげたごほうびでもなく、ただ日々に

          焼き菓子に誘われて🥮お散歩「蔵前」

          キミが夢見てるもの

          もしも 誰かに キズつけられることがあっても 夢には 誰も 手出しできない ぎゅっと強く 胸に抱いたら 夢だけは キミのもの 次のおはなし↓

          キミが夢見てるもの

          父と映画と私

          「あなたも行くかい」 と、父が私を映画館へ誘ったのは、あとにも先にも一度だけ。 あれはたしか高校生になった年だったか。 連れて行かれたのは神保町にあった岩波ホール。 あった、と過去形で語らなければならないことが本当に残念であると、きっと父は私の10倍は感じていることだろう。 映画を愛する人びとなら誰しも、入り口になった作品や映画体験を持っているのではないかと思う。 私の入り口はあの日の岩波ホールだ。その扉を開けてくれたのは父だった。 映画の入り口になった日 その日上映さ

          父と映画と私

          誰かの大切なもの

          同じものでも、 似てもないけれど、 大切にしているものがある。 という共通点が、 ともだちのはじまり。 に、なったおはなし。 次のおはなし↓

          誰かの大切なもの

          ある春の日、キミに近づいた

          春の遠足  グループ分け  お弁当の時間  自由時間 ある春の日 ひとりが スキだけど ともだちも スキだよ             ーブラウニ 次のおはなし↓

          ある春の日、キミに近づいた

          六本木212Design sightで反省モードになった「もじイメージgraphic展」感想文

          六本木へは、あまり行かない。 ものすごくおしゃれな人達ばかりがいそうだし、ブランドでいっぱいの複雑な建物や人混み、夜の煌びやかなイメージがあり過ぎて。 行きたい展覧会には迷子にならないよう友人に同行してもらった。↓ このときはどうしても体感したくて森美術館へひとりで出かけた。↓ 今なお世界各地で挑戦を続ける女性アーティスト16名(年齢は72歳から106歳まで!)の現代アート展だった。全員が50年以上のキャリアを誇り、出身地は世界14カ国におよぶ。 六本木から底知れぬパワ

          六本木212Design sightで反省モードになった「もじイメージgraphic展」感想文

          遠くても近くても

               キミの名前は  はなれていても 遠くても近くても 同じ空を 見てる 次のおはなし↓

          遠くても近くても

          あまくておいしいもの

          あまくておいしいもの  バレンタインデー  調理室  あまくておいしいもの Happy Valentine♡ 次のおはなし↓

          あまくておいしいもの

          ひとりでキミがみてるもの

          ひとりでキミがみてるもの  グランド  美術室  カフェテリア  帰り道 次のおはなし↓

          ひとりでキミがみてるもの

          絵本「ブロッコリーのちいさなしあわせ」

          ブロッコリーの花言葉を聞いたことはありますか。 にんじんやピーマンは食べられるのに、ブロッコリーが苦手な子によく会うので、どんな野菜かと調べていたら野菜にも花言葉があることを知りました。 ブロッコリーの花言葉は 「ちいさな しあわせ」 たくさんの小さな蕾がぎゅっと集まっている部分を食べるブロッコリー。 その小さな蕾が咲くと、黄色のかわいい花たちがあらわれます。 ブロッコリーのちいさなしあわせ おわり

          絵本「ブロッコリーのちいさなしあわせ」