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昨日播磨灘で、いかなご漁が解禁になり昨日1日で終漁となりました。魚資源の減少が囁かれていましたが、前代未聞の事態です・・・辛抱するか、手を打つか意思決定の時ですね!

こんにちは、DJムッチーです。
昨日の夕方の事、スマホにショートメールが入りました。「くぎ煮できたよ、はよこんと(早く来ないと)無くなるで!」と言う内容で、たまにお邪魔する小料理屋のお母さんから。お母さんは僕のバカ話のファンで毎週ラジオ番組を聞いてくれていた大切な人。これは行くしかないでしょと、日が暮れにお邪魔しました。お店はお母さんのメッセージで呼び出された常連さんで満席(と言ってもカウンター8席ですが)。僕が顔を見せると、女性客の一人が席を譲ってくれてその方はカウンターの中へ。生ビールと一緒に出てきたのが、ほんの少しのいかなごのくぎ煮です。
「魚屋さんが苦労して手に入れてくれはったんやで!」と自慢顔のお母さん。そして「このくぎ煮はお通しやないからね!」と釘を刺されました。
こちらのお店は、お母さんの亡くなったご主人が修行先から暖簾分けしてもらった老舗系のお店なので、魚屋さんからも大切にされているようで、明石であがったものをすぐ届けてもらったのだそうです。
今年のいかなご漁は、昨日1日だけですから、もしかしたら今年はこれが最初で最後のいかなごのくぎ煮かもしれません。
1キロ当たり小売価格が8,000円と言いますから驚きのお値段で、インバウン丼にトッピングしないといけないほどの希少価値です。
久しぶりにお母さんと常連さんとで大いに盛り上がった夜でした。帰り際のお勘定については、内緒にしておきま😱

貴重な2024年版 いかなごのくぎ煮

そもそも魚の水揚げが減っています

漁獲量が減っているのは、いかなごに限ったことではないようです。日本の漁獲量は、1984年の1,160万トンをピークに、急激に減少しています。2022年には400万トンになり、40年で約3分の1まで減少しているのです。
漁獲量減少の最大の理由は海水温上昇です。岩手県宮古市では、捕れる魚の種類が、ここ数年で様変わりしているのだそうです。以前は採れなかった比較的暖かな海を好むサバやイワシが豊漁で、冷たい海を好む鮭などの漁獲が落ち込んでしまっているとのこと。海洋の環境は、大きく30~50年の周期で変化すると言いますから、ここしばらくは辛抱するという選択もあります。しかし元に戻るという保証はありません。
そこで、陸上での養殖に注目が集まっています。岩手県宮古市では、鮭の稚魚を養殖場でトレーニングして、回帰する鮭を作って放流するという試みを始めています。科学の力で何とか、美味しい魚が手に入れられるようになってほしいものです。
僕としては、海の水をかき回す方法はないものかと文献をあたっています。海の水をかき回す自然現象は台風です。しかし、台風は災害を引き起こします。そこで、深層の地下水を海面まで持ってくるという方法が考えつきますが、海は広いし海水は多いしで適当な方法はまだ見つかってないようです。武田邦彦先生なら何か良い手段をご存知かもしれませんね(笑)

水揚げが減っているとともに漁師も高齢化で減少

不思議な現象

前の日曜日に、夕食の材料を買いにスーパーへ行ったのですが、既に奇麗な化粧箱に入ったいかなごのくぎ煮が売られていました。漁解禁日の前日のことなので、僕は不思議でなりませんでした。
毎年、漁獲量が減っているので冷凍しておいたものと言うわけではなさそうですし、他の地域のいかなごかなとも思うのですが、箱には播磨灘と印刷されています。これは、どういうことなのか?・・イオン系のスーパーですから売り物の品質には間違いないはずですから、産地偽装ではないでしょうが、商道徳や倫理と言う点でおかしい様な気もします。
まったく、不思議な現象ですね。。。おそらく組合非会員とか地域が少しずれてるみたいなことでしょうが・・・・・事情をご存知の方がいらしたら教えてください。

ずらっと並んだいかなごのくぎ煮・・・グルメシティー長田店

少し前、大好きな女性からバレンタインにチョコレートをもらって、ホワイトデーのお返しに、いかなごのくぎ煮をたくさんプレゼントした覚えがあります。照れ隠しにもほどがありますね(笑)

それでは今日はこの辺で失礼します。
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DJムッチーでした。

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