「平造夫妻2」 前編 陽炎番外編 仮面の忍者赤影 二次小説 1451文字
青影、陽炎の母は、平造がお役目でいない時、たまに里に降りていた
(自身が、お役目の時もあるが)
山で取った茸や山菜を持って、情報収集も兼ねて里から離れた村人達と喋ったりしていた
その日も里に降り、噂を聞き夫の乱行にまいっている幼子3人抱えての女の元に、山で取れたキノコを勧めていた
「茸は、朝か昼に食べさせて。一日一回、三日」と勧める。察する女に、陽炎の母の目は光る。躊躇し手にしようとしない女に強引に
「まあ、明日のお昼にでも」と茸を渡す平造の妻
「ほら、旦那が帰って来まし