ロキソニン問題から「科学的根拠」の危うさに気づいていく

先日、鎮痛薬「ロキソニン」の副作用問題がニュースになっていましたね。私は以前は頭痛がひどく、鎮痛薬を常用しておりましたが、今では一切飲んでいません。飲むとニキビができるし、お腹の調子が明らかに悪くなるので、数時間痛みに耐えた方がのちのち良いことに気づいたからです。たいていは少し寝るか、数時間で症状がおさまることにも気づきました。

私がやっている(やっていこうとしている)自然療法やヒーリング、波動療法などについては、「科学的根拠がない」とバッサリ受け入れられないこともありますし、そのことをよく自覚しています。特に中高年以上の男性には拒否感が強いようで、どうしても科学的根拠を求めたがる人が多い印象です。頭が固く、古い常識にとらわれているバリバリ「頭」タイプの人々ですね。やはり、女性や若い人の方がそういったことに対して柔軟にとらえますし、直感的に良いと思って試される方、素直な方が多いです。

例えば、私の好きなハーブ療法にしても、「具体的なメカニズムは解明されていないが、古くから○○に使われているハーブ」というようなものが多く、成分の研究もまだまだですし、その物理的成分が作用しているかどうかもはっきりしていない(つまり、エネルギー的な作用もあるのではないかと私は思っている)ということです。解明されていないからじゃあ効果がない、ということではなく、先住民や古代人のような現代の私たちよりはるかに感覚が研ぎ澄まされていた人々が経験的に使っていたもの、というのはかなりの信憑性があるものだと思います。

そりゃあ、西洋薬のような単一成分、局所刺激の化学合成薬の方が、効き目や科学的根拠ははっきりしていると言えるのでしょうが、だからといって安易に取り入れてよいかは別問題です。まず一つ目の理由は、その科学的根拠も御用学者によって買収されて作られた論文である可能性があること。資本主義社会においては、すべてがお金でいかようにも操作できるわけですね。科学的根拠があります!と言えば人々は信じて買う、つまり売れる。科学的根拠それ自体がねつ造かもしれないということです。もう一つは、その効果・効き目があったとしても、副作用も必ずあり、今はまだその副作用がどのくらい身体に影響を与えるかどうかの人体実験の途中であるということです。ロキソニン問題がそれをよく表しています。アスピリンの合成に成功したのが1920年代くらいですから、まだ西洋薬ができて100年とかそのくらいです。その間にがんや生活習慣病が激増しているというのは、皮肉な事実であり、因果関係がないとは言えないでしょう。

「科学的根拠があるらしい」と私たちが聞くとき、それは単なるネットニュースであったり、テレビであったり、情報源はあやふやですよね。ちゃんと論文を読んだわけでも研究者に会ったわけでも研究所に行ったわけでもない。それでもなんとなく信じてしまうように、うまく「洗脳」され、「コントロール」されているんですね。特にコーヒーに関する情報は面白いなと思いながら見てて、身体に良い説、悪い説が常に飛び交っています。本当はどっちか?それは自分の身体に聞くのが一番確実ですよ。

つまり、科学的根拠うんぬんより、自分の感覚を信じるのが一番だということです。「科学的根拠はないけど、このハーブティを飲むとすごく調子が良い」とか、「ネギは身体に良いらしいけど、どうしても好きになれない」とか、「糖質制限が良いと聞いたけど、ごはんを食べないと元気が出ない」とか、人それぞれいろいろありますよ。科学的根拠や成分の効果はさておき、自分が良いと感じたものを取り入れればよいのだと思います。

「科学的根拠」なんて、ホントにここ最近にできた概念であり、人々にエネルギーや宇宙の法則に気づかせないようにするための、巧妙な罠です。「なんでも物理的成分で説明できるはず」と思うように思考が操作されています。気づいたら、私の周りには科学的根拠にとらわれている人は少なくなってきました。やはりルイトモで、そういう意識の人は集まるようです。これからの時代、いつまでも科学的根拠にこだわっている人は置いていかれ、気づいたら薬漬けの良いカモになっているはずです。そろそろ社会全体で「科学的根拠の呪縛」から抜け出す時が来ているように思います。

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