牛乳イコール、カルシウムだと思い込んでいるワタクシ。小学生時代、学校給食では毎日飲んで、そう言われ続けたせいかもしれない。
でも小3の息子は牛乳が苦手。そのくせ牛乳たっぷりグラタンやシチューにして出すと喜んで食べる。いいことに気がついたので、わが家では買い物忘れがないよう、週に1回900mlの牛乳を配達してもらっている。

ある日、どこでそんなことを知ったのか、小6の娘がこんなことを言い出した。
「お母さん、ココア飲みた～い」
ふだんココアを飲まないワタクシ。次の日に簡単に作れるココアを買ってきて、生クリームを浮かべて娘に出した。
「おいしい～」
そこで、息子に同じように作ったココアを飲ませてみると、あっと言う間にハマった。
「甘くて体が温まるし、おいしい～」
突如やって来た、生クリームたっぷり添えのココアブームにより、わが家の牛乳の消費が急激に増えシチューの回数が激減した。

これにより息子の口周りの食べたものでできる髭は、シチュー髭からココア生クリーム髭が主流となった。
「髭の色が濃くなったね～」
寒い日の朝は、ココアが大活躍。学校に行く前は特に念入りに、お口の周りの髭チェックが厳しくされるようになった。