お金を、いい経験と引き換えできたら満点

私は本屋さんが大好きでよく足を運ぶのだけど、最近は棚にドカンとお金の本が置かれている。

そこには毎回2、3人の姿があって、熱心にパラパラとめくっていたり

大学生くらいの若い子たちが

「積み立てNISAとかやってる?」

なんてお喋りしてる。たまげたものだ。

私は大学生の時、授業後にどのパフェを注文しようか本気で考え悩んでいたというのに!


『資産運用』とか『節約術』とか『ビットコイン』とか、今はそんなお金にまつわるコンテンツや情報が大注目を集めていると思う。

(スマホでぽちぽちして稼ごうみたいな詐欺をどこかで目にするのも日常茶飯事だ)

そんなワードを見かけるのは、本屋さんだけではない。インスタ、YouTube、雑誌、あらゆる媒体で『お金術』が紹介されている。


かくいう私も、そんなコンテンツにたくさん触れてきた1人だ。

家計簿を熱心に作ってみたり、予算を決めたり、積み立てNISAも始めてみた。投資の本も何冊か読んでみた。


…..でもさ!!!


それによって貯金の数字は上がったかもしれないけど、日に日に”ケチんぼ”になっていく自分に嫌気がさしたんだよねぇ。

欲しいものをパッと見つけた時に、頭で厳正なディスカッションや審査をするのも、そろぼち疲れてきたんだ。



お金を、いい経験と交換できたら満点


結局はこれかなという結論に至った。

時間は稼ぐことはできないけど、お金は使ったら、また稼げる。

だったら、自分がいいなと思うもの、欲しい経験、誰かを喜ばせることとかに、使ってみようかなと!


それに、お金って

「新しい世界を見るための引換券」

「できることを増やすための引換券」

「誰かを喜ばせたり、助けたりするための引換券」

なんだと思う。


引換券って引換しないのが1番もったいないよね。引き換えしない限り、ただの”紙”っすよね…!

なんだかね

豊かな人は『節約上手』というか

引き換え上手』な気がしてきたんだ。


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お金?何それ美味しいの?という、絶賛勉強中の私。

1つ、いい使い方をしたな〜と心から思えた買い物がある。


私は2年前に、iPad Proを買った。

キーボードとペンシルを含めてそれなりの値段がしたから、自分は何かものすごく損なことをしてしまったのではないか…と罪悪感が湧き上がった。

でもそれによって、驚くほどできることが増えたのだ。

動画編集もできれば、絵も描けるようになった。

素早く記事を書けるようにもなった。

綺麗なスクリーンで美しい映画を見て感動することもできれば、電子書籍も存分に読めた。

オンラインで翻訳サービスを始めたのだけど、コツコツと仕事をしていたら、最近、iPad購入時に出て行ったお金が全額返ってきた。


買った商品を通して

新しい世界を見て、できることを増やして、人を喜ばせることができたのだ。


この経験を通して思った。


もちろん貯めることも大事だし、身の丈にあった買い物をすることも大事なのだけど

本当に大事なのは貯めることよりも

「引き換え券をうまく使う力」

のことなのではないかと…。


どうやって削るかよりも

どうやって使って活かすかを考えると、何だかワクワクしてきました。


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