見出し画像

大人になってからでも子どもに戻れる、そんな場所としての読書会<パワポ1枚で書籍を紹介する>

大人になるとなかなか子どもに戻れない。それが問題だ。

なんでも素直に受け入れて、なんの制限もなく自由な発想を楽しんでいた。
あの頃に戻れる場所があるとしたら?

そんな場所になるかもしれない読書会がある。
今回のnoteは、その読書会の創設者による1冊「読書会入門 人が本で交わる場所」を紹介します。

1冊の本を、パワポ1枚で、5分で紹介します。

この前参加した読書会で「読書会入門」を紹介しました。
今回のnoteでその時の内容をお伝えします。

それでは、どうぞ。
(この記事の80%はChat GPTに書いてもらっています。有料のGPT-4を使っています。読書会で紹介した内容を材料に、手を動かしたところはコンセプト設計と最後の編集です。)


パワポ1枚で「読書会入門」を紹介

読書会ではこの1枚のパワポを見せながら、書籍の内容を紹介しました。

1.この1冊を一言で言うと

まず最初にこの冊の概要を紹介しました。

「読書会入門」は、日本最大規模の読書会「猫町倶楽部」の創設者が著した本で、読書と読書会の価値について詳しく説明している書籍です。

本書は単に読書を学びの手段として捉えるのではなく、読書会において遊びやコミュニケーションが果たす重要な役割に焦点を当てている。

本記事では、読書会がどのような人に適しているのか、読書会で何が得られるのか、そして読書会に参加すると何を取り戻せるか?といった核心的な問いに対しての答えています。

2.この1冊からの問いかけ

次のこの本をより理解できる、そのための特に重要な問いかけを2つ紹介しました。

①読書会とは何か?<読書会の流れと参加者の不安>

第二章では、読書会の基本的な流れと参加者の不安について説明しています。

まずこの猫町倶楽部の読書会は主催者側が予め課題本を指定し、参加者全員はその本を読んだ上で参加するスタイルです。

そして当日は通常、6人から8人で一つのグループを作り、ファシリテーターが指名されます。自己紹介後、各参加者が本について自由に話し、その話を掘り下げていきます。多くの場合、1時間半から2時間の会合ですが、案外と話せるものです。

参加者が勇気を持って発言すると、他の人も積極的になる傾向があります。たとえ本の内容が難しくても、自分だけではないことが分かるので安心します。最初は本の感想から始まる話が、次第に個人的な体験に移行することも多く、それが楽しいと感じる人が多いです。

②読書会の効果とは?<10人いれば、10通りの読み方がある>

第3章では、読書会に参加すると気づくことがテーマとして書かれています。

読書会とは、複数人で同じ本を読み、その感想を共有する場です。1人で読む読書と最も明確に違う点は、同じ本を読んだ人たちと感想を一つのテーブルで共有するという点です。

このような環境で何が起きるかと言えば、1冊の本に対しても、10人いれば10通りの読み方があると気づくことができる。

著者は具体例として、数年前、太宰治の「人間失格」を課題本とした読書会を主催ときのエピソードを紹介しています。

<その際に参加していた1人の女性が、目を輝かせて「この本を読んでとても勇気が出ました」と語りました。一般的に、「人間失格」は主人公が精神的に不安定であり、自殺未遂を繰り返すなどの厳しい内容の小説です。そのような本から勇気を感じたという彼女の感想には驚きました。私自身、そのようには感じていませんでしたが、だからといって彼女の感想が間違っているわけでもありません。感想は人それぞれの人生経験や思考の癖、読む状況などに影響されるため、多様性があるのです。>

この事実は一見当たり前のようですが、日常生活では意外と気づく機会が少ない。1冊の本について深く議論をすることで、人それぞれがどのような視点で物事を考えているのかに気づかされます。

自分だけの視点で読んでいた本を、多くの人々の視点を借りて多面的に読み解き、その上で著者が込めたメッセージをより立体的に理解しようとする試みが、読書会の醍醐味です。

3.この1冊から手に入れた結論

最後に結論でこの1冊の紹介を締めました。

読書会は大人の遊び場としての側面がある。つまり大人になってからでも子どもに戻れることができる場所が読書会です。

参加者全員が同じ本を読む、そこでその本に関する話をみんなでする。そこには大人のわたしたちが無邪気な気持ちで遊んでいるような楽しさがあります。

年齢を重ね、経験を積み重ねるうちに失ってしまった「子供のような多面的な視点」や「遊び心」を、読書会を通して取り戻すことができる。

これがこの書籍「読書会入門」が教えてくれる最も重要なメッセージです。


読書会で子どもにもどれる秘密とは?

参加するための条件は事前に課題本を読むこと。ただそれだけ。
読書会の中では相手の発言を否定しなければどんな発言をしてもOK。

猫町倶楽部はこの制限と自由のバランスがシンプルで絶妙に設計されている。だから安心して子どもに戻ることができる。

大人の中で子どもの部分がつくられているから。

制限と自由のバランスは、読書会においても、書く(ライティング)においてもとても重要な要素です。

オススメの1冊です。

*関連マガジン

*プロフィール記事


この記事が参加している募集

推薦図書

読書感想文

AIを使えばクリエイターになれる。 AIを使って、クリエイティブができる、小説が書ける時代の文芸誌をつくっていきたい。noteで小説を書いたり、読んだりしながら、つくり手によるつくり手のための文芸誌「ヴォト(VUOTO)」の創刊を目指しています。