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書くために、読む。最近読んだ本を紹介します。<フィクション系 & ノンフィクション系>

本を読むと少しだけココロが軽くなる。人生がラクになる。

小説を書く会社員K'です。小説を書くために、小説を読んでいます。書くことで人生をラクに、そしてココロを軽くしていく。そのために本を読んでいます。

今回はその最近読んだからフィクションを2冊、ノンフィクションを1冊をお届けまします。この記事を読んでくれたあなたのココロも軽くなりますように。

それでは、どうぞ。


【1冊目】かもめのジョナサン 完成版(リチャード・バック)

「自我の芽生え」がその集団とどう均衡を図るか?完璧な飛翔を求めただ飛ぶことに没頭するかもめのジョナサンは、ただ餌を取るために飛ぶ、ただ生きるだけに飛ぶだけの群れから追放される。

それはジョナサンが排除されたのか、それともジョナサンが方は排除していたのか。個々の自我が集団の中でどう共存できるのか、それは持続可能なのか?個体と集団の緊張と均衡を探ること、そのプロセスこそがコミュニケーションと呼ぶべきものなのかもしれない。

自由と成長を求めたジョナサンが最後にたどり着くところが追加された完全版かもめのジョナサン。

【2冊目】浮き身(鈴木涼美)

緊張感と笑い、気だるさが終始漂う居心地がいい。横浜のマンションの一室に集まる男女たち。集まるのはデリヘルを開業しようという男たちと、そこで働く予定の女たち。

その誰もが誰とも向き合わない、お互い罪悪感を持たない、代替可能な関係性。 ただもうすぐ動き出していく。彼女、彼らがここまでどう生きてきたか詳しくは知らないし、これからどう生きていくのかはもっとわからない。

その想像しうる”余白”があるからこそ、目の前の人間関係を楽しめるし、ほぼ文字だけでつくられている小説を読み進めることができる。心地よさを感じた。

【3冊目】転職2.0 日本人のキャリアの新・ルール(村上臣)

転職2.0とは、新しい働き方のコンセプト。社会の変化は、特に転職においては新しい考え方が必要だ。

5つのキーワード
<転職の目的の再定義> 転職は市場価値を高める手段。
<タグ付けと発信>これからは自分の希少価値を高めるタグ付けと、その発信が重要。
<ポジション思考>目指すポジションを明確にし、それに適したスキルと経験を積む重要性。
<シナジーの考慮>企業選びでは、個人と企業がどれだけシナジーを生み出せるかがポイント。
<広く浅いネットワークづくり>現代のキャリア設計には多様な人々とのつながりが強みとなる。


自由と他者性、若さと混沌への許容度、転職1.0と転職2.0。

どの書籍も対比が面白い1冊でした。

(今回のnote記事も、音声入力した読書メモをChat GPTで綺麗に整え、編集したものを使っています。その読書メモの取り方は次の記事を御覧ください。どうぞ。)

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AIを使えばクリエイターになれる。 AIを使って、クリエイティブができる、小説が書ける時代の文芸誌をつくっていきたい。noteで小説を書いたり、読んだりしながら、つくり手によるつくり手のための文芸誌「ヴォト(VUOTO)」の創刊を目指しています。