見出し画像

モノが腐って、そしてムシが湧く……そういう順序。

またまた「中国古典名言辞典」より。
只今、「文章軌範」のところ。

物必ものかならさきくさり、しこうして後虫之のちむしこれにしょうず。

物必先腐也、而後蟲生之。(人必先疑也、而後讒入之。)

まず物が腐敗して、そのあとに虫がく。
人がある人を疑うと、そのかんじょうじて、仲をくような讒言ざんげんがはいりこんでくる。(蘇東坡そとうば范増論はんぞうろん

・「肉腐りて虫を出す」(荀子)→肉が腐ると虫がわく。根本が壊れると、禍害が次々に起こる。
・讒言→事実をまげ、いつわって人を悪く言うこと。また、そのことば。告げ口。中傷。
・蘇東坡→蘇軾そしょく。1036年1月8日~1101年8月24日。中国北宋の政治家、文豪、書家、画家。政治家としての活躍の他、宋代随一の文豪として多分野で業績を残した。文学以外では、書家、画家として優れ、音楽にも通じた。

物は必ず先に腐ってから虫が生じる。物必先腐也、而後蟲生之。
人はまず疑心があってから讒言が入ってくる。人必先疑也、而後讒入之。
ふむふむ。

ほんと、
自分も過去の経験から、
疑心には気をつけたいと思ってる。

↓ そのきっかけになった言葉。まさに!

「邪推にはもともと毒がひそんでいる、そいつが始めは嫌な味がしない。しかし、ちょっとでも血の中に浸みこむと、たちまち硫黄の山のごとくに燃えあがるのだ。」 

「オセロー」W・シェイクスピア

疑心暗鬼。

疑い出すとキリがない。

そんな状態だと、
いろいろ厄介なモノが
入り込みやすいんだなー。

とはいえ……
疑ってないと、この社会、
やってけそーもない。

ヤダヤダ。。。

まぁ、
疑ってかかった方がいいこともあるし、
適度に疑おーーー👍

か?


★\(^^)/☆

(よろしければ、スキ!&フォロー!してくれると嬉しいdeath!❤)

この記事が参加している募集

古典がすき

Jah よ! へるぷみ~ (T人T) ナムナム アーメン タスケテ・・ ☆彡(-人- ) 星に願いを・・・ らぶみーてんだー ♡♡♡ <3