見出し画像

かつて中高生だった私が書いた読書感想文⑤ <ゼロの焦点>

“現在の私”ではなく、“過去の私”が書いた読書感想文。
かつて私が中高生だったときに読んだ本の第5弾です🏳‍🌈。

映画やドラマ化にもなった松本清張さんの「ゼロの焦点」。
あまりにも有名な作品ですが、私は中高生の時に読んでいたようです。
すっかり忘れていましたが、当時の読書感想文を読んでそう言えば
このような話だったとなんとなく思い出しました。あらすじが主ですが、中高生だった私はマメに書いていました…🙄

この当時は渡辺淳一さんや内田康夫さん、夏樹静子さんと推理小説をよく読んでいて、そのあとに東野圭吾さん、若竹七海さん、村山由佳さんへと移行しています。
それはまたの機会にご紹介したいと思います!

(ここから ↓ )
--------------------------
ゼロの焦点 著者:松本清張さん

この人の本は難しいというイメージがあったがこの本はスラスラと読むことができた。

主人公の禎子は26歳で見合いをして鵜原憲一と結婚した。憲一は金沢支店に月20日、東京に10日という生活をここ2年ほど過ごしていた。しかし、新婚生活もつかの間、金沢に出張に行き、そのまま行方不明になってしまったのだ。
禎子が1人で金沢に発ち、憲一と入れ替わりに金沢勤務となった本多と一緒に調べ始めると憲一は現在の金沢での下宿先を誰にも教えていなかった。取引先の仕事を2倍に増やしたことも。そして、憲一は以前に立川で警察の仕事をしていたということがわかった。次々と謎が出てきて、さらに追い打ちをかけるように憲一には女がいたということに気づく。
やがて憲一の兄、宗太郎も金沢に来て何者かに青酸カリで殺され、本多も東京で殺されて亡くなった。そこに2枚の写真を手がかりに田沼久子という人が浮上してきて…

戦後、パンパンという女性がいて自分の過去を知っている人に会わないかといつもびくびくしていた。
この事件は、戦争という背景があってお互いに過去を知っている同士が再会したことにより起こってしまったという悲劇の再会だったのである。

--------------------------

読み終えたあと、友だちにこの本を読んだよーと言っても「ふ~ん」と軽くスルーされたことを思い出しました。あまり中高生は読まないかな?!

本日もご覧いただきまして、ありがとうございます😇💕





この記事が参加している募集

推薦図書

読書感想文

書き続ける楽しみを感じています、その想いが伝われば嬉しいです~