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深夜がんばり隊|ずんぐりむっくり読書ノート

こんばんは。

深夜がんばり隊。

年始から始めた読書記録、ノート作りに失敗しました。まだ、10分の1も書いてないのに。最後まで使い切る、確固たる意思はある。


ノートはミドリのMDノートを使ってます。「書く」を愉しむノートっていうやつ。

このノートに、ネットで購入したテンプレートを印刷して貼り付けて、1ページずつ作った。

そしたら、まあ。

1ページずつ紙をベタベタと貼っていけば、ノートがもっさりと、ずんぐりむっくり、レシートを貼りすぎた家計簿みたいになってしまった。

失敗した。

このまま最後のページまで貼り続けたら、きっと背表紙がはち切れる。

ほぼ半分までテンプレートを貼っちゃったから、残りは読書記録用のスタンプを買って、書くだけにしようと思う。

「書く」を愉しむためにこだわり抜いたのに、ただのA4用紙に印刷したテンプレートを貼られたミドリのノート。

数ヶ月前に買ってから、使われることなく本棚に投げ込まれていたミドリのノート。

結局「書く」愉しみを体験してもらえないノート。

ノートの気持ちを考えるといたたまれなくなる。


読書記録をはじめて、本を読むのが日課になった。

コレクター精神が旺盛な私は、読書記録を埋めるために読んで書いて、満足したい。

最後のページまで埋まったら、きっと「コンプリートした気持ち」になって、すごく満足する。

達成したいんじゃなくて、満足したい。

今ある本だけじゃノートを埋められなくて、感覚的にはあと50冊以上買わないといけない。私は文庫派だから、そこまで大きな出費にはならない…はず。

図書館に通ってもいいけど、いかんせん返却するのが億劫で、しかもいつ読むのか定かじゃないから期限内に読み切る自信がない。

だから、結局買ってしまうのがラク。


近所に大きな古本屋がいくつもあるから、新品じゃなくて古本を買えば良いのかもしれない。

最近、よくお風呂で本を読むんだけど、新品の本(たとえ文庫本でも)が蒸気でブワブワになるのはあまり心地よくない。

それに「湯船に落としたら…」と思うとゾッとする。

だから、数少ない古本を持ち込んで読んでるうちに、古本のほうが遠慮なく読めるかもしれないって気付いた。

作家さんや出版社・書店のみなさんの気持ちを慮って、なるべく新品を買おうと思うけど、うーん。


そういえば、さっき読んでいた「まほろ駅前多田便利軒」は古本で買ったんだけど、四つ葉のクローバーが入ってた。

きっと、前の持ち主が挟んだまま売ったんだと思う。古本屋のずさんな管理体制に「おい」って気持ちになりつつ、ちょっと嬉しかった。

こういうサプライズがあると、ほっこりする。


結局「だからどうした?」って話になってしまった。とりあえず読書は楽しい、それを言いたかった。

本を読んでると自分も書きたくなるし、新しい発想を与えてもらえるし、私にはなかった人生を体験できる。

だから、本を読むのは楽しい。

たまに、本の世界に沈みこんで、現実に帰るのが億劫になる。私が帰る現実なんて良いものじゃなくて、むしろ、ひどく冴えないから。

何も楽しいことはないし、たいしたドラマもないし、お金があるわけでもないし、才能に恵まれたわけでもない。

それでも、生きていかないわけにいかないから、せめて本に沈むことくらい許してほしい。他人の人生に乗っかることくらい、許してほしい。

誰に許しを乞うているのかわからないけど、そんな気持ちで今夜も本を読んで寝ようと思う。


最後まで読んでいただいて
ありがとうございました🙇‍♀️

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