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サンタさんパワーをフル活用♡子どもを動かすサンタ活用術!

12月に入って早くも半ばでビックリ!
本当に月日が経つのが早いですよね。私だけ?

気づけばあと10日程で子どもたちの大好きなクリスマスがやってきます。
子供達はサンタさんを待ちわびてるんじゃないでしょうか?

クリスマスは子ども達がめちゃくちゃ楽しみにしているイベントでもあるので、これは子育てに活用しない手はない!と思うのですが、先日友達ファミリーの話を聞いていて思ったことがありました。

どちらにしてもサンタさんパワーをを使わせてもらうなら、どうせならこのチャンスを子供の伸びに直結するやり方で活用したいなと。

なので今日はチャイルドコーチング&親力研究家目線でサンタさん活用術を書きたいと思います!


子育てに使えるサンタさんの活用術とは!?

子どもはサンタさんが大好きですよね!
なぜなら、プレゼントを持ってきてくれるから。
プレゼントじゃなくても、クリスマスパーティーやイベントとして待ちに待ってる子もいるかもしれません。

子供じゃなくてもクリスマスは、カップルや独身時代の頃には大事なイベントの1つかもしれませんが、母親にとってはもはやどうでもいいイベントです。笑

でもそうは言っても毎年来るクリスマス。子供たちはわざわざ教えなくてもいつの間にかサンタさんの存在を知り、毎年クリスマスを目前にドキドキワクワクしてます。

この気持ちは子ども達の行動を促すには最高!
これは是非生かさなければならない大チャンスです!

楽しみや目標に向かって進むとき、子供達は絶大なやる気を発してくれます。特にプレゼントという目に見える報酬が与えられることを既に分かっているのだから、子供からしたらやる気しかありません。


ここで大事なのが、プレゼント目当て(プレゼントじゃなくても楽しみな出来事でも)だから頑張れるということ。

結局物で釣って動かしてるだけじゃんってことなんですが、大人でもやっぱりご褒美や評価が返ってくることが分かってればやる気出ますよね。
子供も同じ。そりゃ誰でもモチベーションはアップしやる気は出るんです。

それってどうなの?と思うと方もいるかと思いますが、私は報酬ありきで頑張れるのもとても良い事と思います!

報酬といっても別に物欲や金銭的なことでなくても良いんです。

夜ご飯好きな料理にしてあげるとか、時間作って一緒に遊ぶとか普段できないことをやってあげるだけでOK!スペシャル感さえ出せればOKです♡

ただ、このご褒美を用いた方法を使うときにかける言葉のチョイスで子どもの伸びに大きな違いが出てきます!



今年はサンタさんが来ないことになったおうちの話

今回サンタさんパワー活用術を書いてみようと思ったきっかけになったファミリーの話です。

その家庭は家庭の教育方針で、1年間のうちに目に余るNG行動が多かったら(家庭の基準なのでNGジャッジは詳しくは分かりませんが)サンタさんは来なくなるよ!というやり方。

これはある意味1年間有効の子供制御作戦でもあります。
クリスマスが近かろうが遠かろうが、「今年サンタさん来なくなっちゃうよ!」という声がけで1年間の動きを制御できるわけです。

そして夏の終わり頃のまだ12月も程遠い9月初旬、この子のとこには今年はサンタさんもう来なくなったんだよと。

9月で来ないの確定しちゃったー。
ギリギリで本当は嘘でした~とかそんなギャグでもなくて、完全確定案権。


他の兄弟のところにはまだ来る可能性はあるらしいのですが、1人の子のところには既に絶対に来ません。
(去年も兄弟のうち次男のとこにだけ来てなかったので、今年も甘やかすことは決してないと思います。)

私はけっこう厳しいなとは思いましたが、これもまた親の愛。
教育や躾の方針は家庭によって様々なので、正解も不正解もないと思います。

ただ、その体験により子どもがどのように成長していくのかというところは、やり方次第で大きく違ってくるということは確かです。



この子はこの体験によって何を学んだか

今回の件で今年はサンタさんが来ないことが確定してしまった子は、確定した時点でとりあえず今回のサンタさんはあきらめるしか方法はないと分かれば、もうここから頑張る意味はないと思ってしまいます。
つまり9月からのモチベーションがなくなってしまいました。

本人1人なら他の目標に切り替えることも可能ですが、兄弟のところには来る可能性はまだあるので、それではやる気出ませんよね。

自分がダメだったから仕方ないけど、でも自分にだけ来ないんだ、自分だけダメだったんだ、と劣等感にも繋がりかねないです。

そして他の兄弟もこの件を目の当たりにしているので、ゴールまでの道のりがポジティブなものではなくなり、失敗したらヤバい!という風になり、目標に向かってぐんぐん前向きに進んで行っているように見えて、実際は失敗しないために後ろ向きで怒られないように怯えながらながら進んでいく生活になってしまいます。


知らず知らずのうちに使っている否定的な声掛け

このファミリーの話はあくまで一例ですが、誰しもサンタさん来なくなるよ!的なニュアンスの声掛けって使ったことあるかと思います。

いい子にしてないと鬼が来るよ!とか、ゲームできなくなるよ!おやつナシになるよ!とかもそうです。

〇〇がなくなるよ(本人が楽しみにしていること系)
〇〇が来るよ(雷やオバケ、鬼など怖い系のやつ)

どうですか?結構使いませんか?
私はコーチングを始める前は無意識にめちゃくちゃ使ってました。
子供も言うこと聞くし効果テキメンですよね。

しかし、この声の掛け方は実はあまりよろしくないです。
もちろんその場では効果を発揮しますが、子どもが受け取るメッセージはビビっている前提です。

同じネガティブメッセージとして受け取るときにも子どもの性格やマインドセットによって受け取り方も変わります。

そのまま〇〇がなくならないように、〇〇が来ないように頑張ろう!と素直に受け取れる子もいますが、基本的に否定的な声かけはネガティブなイメージを連想させるので、〇〇になっちゃったらどうしようというイメージが先行して、その嫌なイメージを前提にそうならないように動く感じです。


とくに気を付けたい事で、私自信がまさに大失敗した事例なのですが、以前の私のは無意識に否定系の声掛けがクセづいてしまっていたので、繊細だった長男は、自分が怒られないように、相手を怒らせないように、迷惑かけないようにといった部分だけをピンポイントで受け取り、自分の本音を出せなくなるという結果になってしまいました。

そうなってしまうと自己否定は強くなり、自己肯定感が爆下がりしてしまい親子関係も崩れてきてしまうので、子供の問題がどんどん浮上してきてお母さんも辛いので、そうならないためにもなるべくこういった声掛けは意識して避けていきたいところです。



肯定的な声掛けは思っている以上に難しい

じゃあ逆になんて言ったら相手にストレートに伝わるの?ということですが、どれも肯定的に言えばいいんです。

既に知ってるよと思うかもしれませんが、これが意識していないとなかなかパッとでないんです。

コーチングや傾聴、カウンセリングなどでもこの声替えの練習はめちゃくちゃやります。
それだけ無意識にできる人は少ないんです。簡単なことなんですが根付いてないんです。

この否定的に捉えてしまう癖は日本人特有です。日本には謙遜や奥ゆかしさみたいな文化が昔から根付いていることも関係していると言われています。

日本語は英語と比べても周りくどかったり、同じ意味でも違う言い方をしたりします。逆に違う意味にでも同じ言い方をしたり、普段何となく使っていますが、よく考えるとめちゃくちゃ難しいですよね。
ということは、同じ意味でも言い方次第で相手にも伝わるニュアンスが違うということです。

例えば冷蔵庫に入っていたはずの牛乳がなくなっていて、家族に聞きたかったとします。
この場合「ここに牛乳なかった?」って聞きませんか?
これ、言いかえれば「ここにあるはずの牛乳知らない?」ってことなのですが、あるよりないを言いがちです。

こういったところにも無意識に否定的な言い方が組み込まれてしまっているため、子供には肯定的な声掛けを!と言われ頭では十二分に理解していても実際にはトレーニングしていかないとなかなか身についていかないものです。



ワクワクの気持ちをフル活用した実践向きの声掛け

先程のように「サンタさんが来なくなるよ」ではなく、「サンタさん来るように〇〇しよう!」という声掛けが出来れば、子どもたちはみるみるやる気を出し自らぐんぐん前を向いて進んでいけます。

サンタさんが来れるようにちゃんと片付けよう
サンタさん来るように勉強頑張ってやろうか!
サンタさんに来てもらうためにはどうしたらいいかな?

みたいな言い方を意識すると、子供にもストレートに届き子どもたちの伸びしろにダイレクトに刺さります。

子供がゲームに没頭してやらなかったり、なかなか宿題に取り掛からないなどこっちがイライラしそうなときは、「ねぇ!ヤバい!サンタさん見てるかもしれない!大丈夫かな?バレてないかな?」とちょっと相談的な雰囲気で言ってみてください。笑

人間は見られているという意識があるとちゃんとしないと!と思うので、ここもサンタさんに見といてもらいましょう!笑


今のうちに出来る限り使いまくらせていただきましょう!

クリスマスまでまだあと10日ほどありますので、ラストスパートもサンタさンパワーを限界までお借りしましょう!

頑張ってれば絶対来るよ!あと何日で〇〇もやってみよっか!とか
カウントダウンバージョンでクリスマスまでに〇〇出来るようになるとかの目標の立て方もしやすいですよね!

あと数日なのでそんなに大きな目標ではなく、小さくて良いので成功体験になるようなことを重ねていくといいと思います。

例えば、クリスマスまでの期間はサンタさんが見てるかもしれないからちょっといつもと違う新しいこと挑戦してみよう!などと提案してみるのも良いですね。
難しいことではなく、毎日食器を下げるとか、自分の分の洗濯をたたむとか、お風呂洗い継続とかちょっとしたお手伝いに結び付ければお母さんも楽ちん、子供も成長でみんなハッピーです!
あわよくば習慣づいたら最高!


ここでおすすめなのが、サンタさんに子どもが頼んでいるプレゼントに+αしてあげることです。
もちろん高額なものじゃなくて大丈夫です。
お菓子の詰め合わせとかでもいいし、お母さんがサンタさんのふりをしてお手紙を書いてあげるとか、子供喜びそうなものならなんでもOKです。

これをクリスマス当日、サンタさんが持ってきてくれたと知った子どもは、「やっぱりサンタさんが見てたんだ!」と思います。
そこでお母さんが一言、「普段と違うことや新しい挑戦を毎日頑張ったもんね!」と認めてあげれれば完全に成功体験に結びつきます。

こういった些細なやりとりが子どもを育てていきます!

声掛けに迷ったときは、どう言ったら喜ぶかな?(動くかな?)を基準に言葉のチョイスを心がけて見てください♡

クリスマスまでもう少し!
せっかくのイベントをギリギリまで一緒にフル活用していこー!


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