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『かんしゃくが激しい』

そして
『指示を聞かない』

『やる気がない』

と、誤解されがちな子ども。

実は体の動きに比べて、『頭が良すぎる』 
と、いうことがとてもよくあるのです。

頭では、やるべきことも、何もかもよく分かっているのに、
それを体を上手に使って行うことができない。


そして、『上手く動けない自分の体』に向かって
『全て分かっている自分の頭』が批判し続けるので
心が壊れて、苛立つのです。


では、『頭が良すぎる子ども』でも、
指示を聞いて、頑張っていれば、問題がないのでしょうか?

それもまた、より複雑な問題を持つことがあるのです。

飛び抜けて頭の良い子どもがいますよね。
それ自体は、特に問題と思う人はあまりいないです。

でも、もし体の運動や手の器用さが同程度に充分育っていないとしたら、
これはやはり、深刻な問題に繋がる可能性を秘めているといえます。

他の子と、比べるのではなく、
目の前にいる子どもの中でのバランスに注目してください。


頭と体のバランスが大きく崩れている子どもには、
細心の注意を払う必要があるのです。

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