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【肌ストレスは溜めない】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

今週末は気温が一段と下がったみたいですね。
本日日曜日は、日中お日様も出てくれていたので、それほど寒さは感じることなく、お洗濯物もそこそこ乾いてくれたみたい。

吹く風が涼しいから、取り込む洗濯物は冷たくなっている。
そう、そして、人のお肌も同じような状態になっているのが、ちと心配。

肌ストレスがあって、外界の変化に過敏に体が反応すると、体内のあちこちで炎症症状が起こります。
いわゆるアレルギーというやつですね。

肌を出していて冷たい風にあたってボコンボコンッと腫れてかゆくなる寒冷蕁麻疹。
目や鼻の粘膜がかゆくなるのは、花粉症のような冷気に対する過敏症状かもしれません。

意外と耳にするのが、耳のかゆみ。
耳や鼻の先など、雪山登山などで凍傷になりやすいところは、そもそも血流が乏しいので、特に冷えやすい部分。
そんな冷えやすい場所の肌が血行不良を起こして表面が乾燥し始めると、やっぱり体の保護作用を過敏に高めようとして、炎症が起きることも。
耳のかゆみや耳たぶのあたりが切れたりするのは、そんな冷えによる血行不良が原因。

こまめな保湿をすることは、毎週配信しているメルマガでもご紹介中ですが、同時に寒がらないっていうこともとっても大事。

真冬になるとすっかり体の芯まで冷たくなるほど寒さを感じるので、衣服はガッツリあったかいものでコテコテに武装するでしょうし、お出かけ先ではどこでも暖房が効いている。

でも、今現在は、まだ半そでTシャツ一枚で出歩いている人も見かけるくらい、微妙な肌寒さ。

僕はもともと寒さに弱いので、すでに秋冬物の衣服を着始めました。
週アタマの25度以上のあったかい日と同じように、あったかい衣服を着ることで、同じようなヌクヌク感を味わえます。


秋は一年で一番冷えによる肌ストレスを感じやすいころ。
真冬ほど寒くないというのが、ついつい油断して肌を冷えにさらしてしまうということですね。

毎年この時期のメルマガ記事でもご紹介しているのですが、秋の気温差を感じて、暑い時間帯に汗をかくのが嫌だから厚着をしないという人のために、肌を保湿する機会を頻繁に持つようにおすすめしています。

化粧水や乳液、加えて僕は保湿クリームをいつも携帯しています。
※意外と真夏のエアコンの効いた公共交通機関に乗り合わせた時の冷房対策にも重宝です。

肌を露出しているところや、かゆみやかさつきを感じるところはもちろん、いつも筋のこわばりを感じるところは血行が悪くなっているので肌が荒れやすくなっているので、そんなところの保湿を心がけておくとよいですね。

顔も意外と冷えているところ。
気持ちの落ち込みを感じる夕方、ちょっとお顔の保湿をしながら気持ちを立て直せるといいんじゃないかな。

最近、博心堂鍼灸院での鍼施術の折、お顔色が優れない血流不足や気血の滞りを抱えておられる患者さんのフェイスケアをすることがしばしば。

ちょっとしたお手入れで、お顔色がぐっと良くなる。
鏡に映る自分のお顔がちょいとよくなるだけでも、気持ちがたてなおってもうひと頑張りできるかもしれませんね。

そんな自分の顔色も気にしつつ、肌ストレスをためないように毎日のスキンケアを大事に過ごしていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。


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