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【今のところは、「占い」】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

緊急事態宣言が解除され、外出自粛要請が緩和され始めてから、博心堂鍼灸院にお越しになられる患者さんたちが増えてきました。

理由は「具合が悪くなった」から。

5月からのジメジメ陽気。
くわえて、「新しい生活様式」をなかば強要される形での人間関係に疲れを感じやすい日常。

学校やお仕事場など、スケジュールも見通しが立たないと、不安やストレスが増すばかりですね。


鍼施術と同時進行で行っている博心堂鍼灸内での「相談業」。

僕は率直に「占い」って言っています。

今まで「あやしい」という理由で、公表してきませんでしたが、ニーズがあるのでご縁のある患者さんには、比較的オープンにしています。

鍼施術でカラダを整えた後、ココロも整えないと、片手落ち。

くわえて、生活も整えることで「三位一体」。
※この生活習慣のアドバイスはメルマガで公開中。


ココロのわだかまりは、なにげないおしゃべりでも十分解消されます。

でも、そんな何気ないおしゃべりの機会が、意外と現代人には少ないのかもしれない。

ひとが仕事の合間や仕事の後、休み時間や休みの日に、お茶やお酒を囲んでおしゃべりしたくなるのも、こうした「ココロのわだかまり」を始末する時間を作られているのでしょうね。


博心堂鍼灸院へ鍼施術を受けに来られる患者さんたち。

しずかに鍼施術を受けたいという雰囲気の方には、さすがにぼくも積極的に声をかけませんが、それとなく水を向けて話に花を咲かせてくださる方とは、いろいろおしゃべりする時間を作るようにしています。


もともと「占い」もお仕事にしているので、人のお話を聞き続けること苦ではないし、相談事を聞き出しながらココロのわだかまりが解けていくと、触れているおカラダのこわばりやこだわりも、目の前で解きほぐれていかれる。


とくに占いの手法を用いると、問題や悩み、不安やイライラの根源を抽出するのに重宝します。

おしゃべりが始まるとき、「あんなこと」や「こんなこと」を話題として振りまき、ぶちまけてくださるのですが、ひとしきりそんな「話題」が一息つくとき、おしゃべりの根源を探り出してみる。

そんなおしゃべりの根源と向き合った「第2ラウンドのおしゃべり」が始まると、たまっていた感情があらわになることもあるし、モヤモヤした思考がスッキリすることがある。


こうしたココロとカラダの風水をつつがなく循環させることが、鍼灸師さんのお仕事だな、と僕は思っています。

でも、率直に「占い」っていうと「あやしい」がついてきてしまうのが、今のご時世。

それでも、ほかに言いようがないから、今のところ「占い」って患者さんたちにはご紹介していますがね。

最後までお読みいただきありがとうございます。



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