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【元気になれる場所】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

「ここに来ると元気になる」といってくださる患者さんたちがいらっしゃる。

そっちょくに、そんなことを言っていただけるのって、ありがたいなぁと思っています。

ひとによっては
「ここ、座敷童かなんか、いるんじゃない?
来るといつも気持ちも楽になるから」
なんて不思議なことを、言って帰られる方もいらっしゃる。

ユニークな感性だなぁとも思うし、そんな雰囲気のある場所なのだなぁと、僕の方でも思いを広げさせていただくこともあります。


鍼施術で体の気血の流れが整う。

身の内のことなので、「気」と「血」という概念を使って表現します。

でも、そんな「気」や「血」という肉体的要素に近いもの以外にも、ぼくは触れさせていただく。

たとえば、「胸の内=心理面」。

あるいは「身の周り=生活面」。


こうした肉体的要素から離れたことでも、「気」や「血」というニュアンスと同じ要素に、鍼灸師として(あるいは易占家として)かかわりを持たせていただいている。

最近はすっかり「易占家」というスタンスで東洋医学にも携わっているので、「身の内のこと=肉体面」についても「風」と「水」という言葉を使って、体の東洋医学的概念を説明させていただくようにしています。


博心堂鍼灸院に来ると元気になる。

これ、カラダ風水(肉体面)が整ったうえで、ココロ風水(心理面)も整うから。

心身両面の調和が取れて、体内や心理面の「龍脈(肉体面では「経絡」なんていいます)」が整うと、居心地がよくなって元気を取り戻せるようになる。


くわえて、施術中のおしゃべりがてら、帰宅後の過ごし方までアドバイスを差し上げる。

これ、「暮らしの風水」を整えるコツをお伝えしているのですね。

帰ってからの「良いイメージ」もお土産にすることができると、施術中から施術後に感じる元気の実感に、確信が上乗せされます。

「こんな風に過ごせばいいんじゃんっ!」って、帰宅してからの過ごし方に安心感と自信を持った取り組みを具体的に知りえると、心の重荷も感じなくなりますね。


鍼灸師さんにとって、本当に必要なことは、こんな「暮らし風水」を整えられるような「衣食住のアドバイス」なんじゃないかなぁって思います。


たとえば、週に一度鍼施術を受けに来られて、小一時間体を整える時間を持つ。

でも、「いつもの日常=整わない暮らし風水」の中では、再び体調不良(かなわないカラダ風水)や不安がよみがえる(調和の乱れたココロ風水)。


本当に必要なことは、そのとき、どうやって自分らしく過ごしたらよいのか、という意志の働かせ方をちゃんと知って、具体的に生活に生かすこと。

そんな自分にかなった「暮らし風水」を手に入れられるようになるためには、良いコンディションと穏やかなマインドで暮らし続けることが必要です。

「暮らし風水」の調和や乱れは、体調や心理面にすぐに表れる。

そんな心身の不調和を気づけるようになるためにも、普段の暮らしを整えておく。


最初からそんなのは無理ですから、鍼灸師が施術中におしゃべりがてらアドバイス。

心身が整った状態で「暮らし風水」のアドバイスがかなっているとイメージできるようなら、安心と元気を備えてご帰宅いただけるというわけ。

そんなわけで、博心堂鍼灸院の施術時間は、ついつい長話になるのだったとさ。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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