【今こそマスクかな】
博心堂鍼灸院の、いんちょです。
今年の夏は命の危険を伴う暑さの夏でした。
そんな中、マスクをしたまま外出することに、賛否の声がありましたね。
暑さをしのぐためにはマスクをとったほうが良いし、感染対策とエチケットを考えればマスクをしておいたほうが良い。
そしてぼちぼち真冬突入を感じさせるような今週の気温の低下。
元々マスクは保温や保湿効果があるので、冷たい息を吸い込む今週に入ってからは、とくに外出時、とても効果を発揮するんじゃないかと思います。
冷え込みに対して無防備な呼吸器は、吸い込む息に適度な温度を伴う湿度を吸い込むことで、のどや鼻を潤して咳症状やむやみな鼻水を予防してくれます。
真夏と違って熱中症の心配もない分、外出時のマスク着用は季節的にもかないます。
冬場の吸い込む息は、温度を伴う湿度が必要。
最近の冷たい雨降りでは、湿気を吸い込むことはできますが、程よい温度が伴っていない分、冷たい湿度を吸い込むことになる。
冷えと湿気が相舞うと、そんな冷たい実ストにさらされた呼吸器粘膜下の血流は冷えで血行不良を起こし、粘膜が乾き、軽い炎症を起こして粘液の分泌が止まってしまい、かえって喉が乾いたり、ヒリヒリ痛み症状を表すことがあります。
こうした粘膜系統の血行不良による痛みや乾燥は、咳症状の引き金になったり、感染症の苗床になることもあります。
今年は特に咳やくしゃみなんて、街中ではできませんから今の内からマスクの習慣を改めて持つことがおすすめ。
マスクをすることで吸い込むい息に程よい温度を伴った湿度をのどに送り込むことができます。
湿度を伴った温度は呼吸器粘膜下の血流を促し、粘液の分泌を促してくれます。
唾液にしろ鼻水にしろ喉の奥の粘液にしろ、常に空気にさらされるところが程よく潤っていることで、咳やくしゃみなどの呼吸器症状を予防し、感染症対策にも効果を示します。
博心堂鍼灸院へお越しになられている薄着の患者さんたちには、こんなマスク着用をおすすめしています。
今年は感染症騒動から手に入るマスクの種類が増えましたね。
おしゃれでかわいいマスクや、機能を備えたマスクなど、人の探求心というやつは大したものだなぁと感心します。
僕は仕事柄、普段から不織布のマスクをしているのですが、アロマオイルをしみこませた素焼きのプレートの上に、マスクをかぶせておくことで、吸い込む息がちょっと華やぐのが気に入っています。
このまま秋の長雨が続いていくと、秋晴れがほんのちょっとしか楽しめないかもしれませんね。
ちょっと寂しくもありますが、今年には今年にかなった対策をすすめながら、カラダの風水を整えて、厳しいであろう今年の冬にもしっかり立ち向かえる丈夫な体で過ごしていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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