【感情のギアを知っとこ】
博心堂鍼灸院の、いんちょです。
長期間の梅雨と不安心理を益々あおるような社会の情勢。
東京の日とは思いのままにお出かけできないような風向きになりましたねぇ。
気持ちの落ち込みやため息が尽きない日が続きそう。
人の行動意欲は感情エネルギーとリンクしています。
自分の感情のエネルギーがどっちに向いているか、知っておくだけで意欲がわかない理由を、自分勝手であっても作り出すことができそうです。
そもそも感情はエネルギー。
使い続ければ消耗します。
特に厄介なのは、不安心理。
ココロに不安を宿す状況が長らく続けば、ココロやカラダを守るための感情エネルギーは、常に駄々洩れ。
不安が続けば、ココロは疲れる。
とくに前に進もうと思っても、不安を抱えているときの感情エネルギーのギアはバックになっている。
自分のココロやカラダが無事かどうか、そんな安全確認をするために、現状から退散するためのバックギアは、命を守るために動物が備えている大事なココロの向き。
だから不安心理に襲われているとき、前を向いて前に進むなんてこと、できないわけです。
頑張れば頑張るほど、どんどん後ろに下がっていく。
人の感情には7つあると東洋医学では考えます。
集中力と行動力のある怒りの感情。
これはグングン前に進む感情エネルギーの向きを備えている。
発散してコミュニケーションをおおらかにする喜びの感情。
これも前の方に進む感情エネルギー。
ときどき横や斜めに進んでみるハンドルまで備えていたりして。
ローギアだけど一応前に進むのが、思い悩みのエネルギー。
ココロの在り方や、感情エネルギーの息抜きである悲しみや憂いの感情は、ニュートラル、かな。
で、恐れや驚きなどの不安感情は、バック、というわけ。
今現在の社会の情勢の中では、慢性的に不安の感情に襲われ続けています。
自覚の有無にかかわらず、常に不安感情を身にまとい続けている。
同時に梅雨の湿気の影響で、カラダの芯まで冷えて、お腹の調子も高まらなければ、心身ともに馬力なんて生まれるはずもない。
そんな元気を消耗して不機嫌や不安不信を抱えている人たちが集まると、どうもコミュニティの空気は、ドンヨリ重くてネガティブ思考が集まるのかな。
そんな重たい空気の中で過ごしている人ほど、愚痴やため息を積極的に吐き出して、ココロにたまる負担を発散する必要があるんじゃないかな。
博心堂鍼灸院では、鍼施術の後にメンタルケアサポートの時間を別料金で儲けています。
手法は「占い」。
東洋医学と根っこを同じにする東洋の占術を駆使して、ココロをケアするお手伝いをしています。
お金を払ってでも、メンタル面のケアをしたいという人は、今年に入ってからずいぶん増えています。
それだけ今年という年が、ココロに負担をかけているのだよね。
別に占い相談の時間をわざわざ設けなくても、鍼施術の時間のうちに、たくさんの愚痴とため息をおしゃべりしながら上手に発散していかれる方たちもたくさんいらっしゃる。
それでも、心地よいおしゃべり相手を積極的に求められるなら、僕がお相手仕る(つかまつる)。
そんなわけで、鍼施術の後の占い相談の時間が、博心堂鍼灸院では充実しているのだとさ。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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