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【食欲の秋っていうけど】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

秋っていうと、運動や食欲、読書の秋なんて言いますね。
それとも、今はそんなこともう言わなくなったのかな?

陽気がよくなると、気楽に物事に取り組みやすくなるということで、秋には様々なイベントごとなども、例年はたくさんあったりして。

10月はお稽古ごとの発表会や運動会、イベントごとなどもたくさんあって、例年だとこうした取り組みに対するコンディショニングで、鍼施術を受けに来られる方が多い時期でもありました。

今年はこうした人にお披露目するっていう人は、ほぼほぼいらっしゃらない。
今年はそんな世間の様子なのでしょうね。


同時に一年を通して不順な陽気でここまで来た今年のお天気と体の不調和。
世間の不穏な空気や気配とともに、人の心身にはストレスをかけ続けています。

太平洋上には台風14号が発生。

こうした低気圧の影響は遠方に台風があっても、人の体には実害としてストレスをかけるみたい。

低気圧は中空臓器である血管や消化管、関節を膨らませるように作用するので、循環や運動が滞りやすくなる。

運動の秋って言っても、関節には負担のかかりやすい陽気。

読書の秋って言っても、血行不良であくびばかり出る陽気。

食欲の秋って言っても、食べもたれしやすい陽気。


こうしたお天気ストレスに負けないためにも、普段から運動習慣を持つことが必須です。

毎週配信中のメルマガでも、そんな運動の必要性はお伝えし続けているところ。

単純に筋肉を刺激する運動だけじゃなく、血流を促す運動や消化管の働きを高める運動も、しっかり促す。

関節だけは負荷を減らすような工夫が必要かもしれないですね。


特に過食しやすい今年の秋。

朝夕と日中との温度差もぼちぼち一日を通して安定して涼しくなるころ。

体は常に冷えやすいので、上手に冷えストレスを解消しながら、カラダの芯が温まるような生活の工夫は大事。

ちょっと涼しいからと言って、安易に薄着で過ごすなんてことすると、途端に夕方から頭痛が始まったり、くしゃみが止まらなくなったり。

一日を通して安定して涼しくなるころから、止まらない咳症状で病院に駆け込む患者さんの増える10月初旬。

咳喘息とか喘息様気管支炎なんていわれるのが当たり前になってきたここ5年から10年。

毎年のことだからよっぽど世の人々は用心するかなぁと思うのだけど、毎年意外と無防備。

10月初旬の咳風邪や発熱の風邪をひくと、11月の初冬から始まるインフルエンザ騒ぎのころに、簡単に流感にかかったりするのですよね。

今年はもっと厄介な感染症も気になるところ。

まずは毎日の食の節制を心がけて、くれぐれも胃もたれや過食による腹痛や倦怠感などが出ないように、そんなところから気をつけたらいいですね。

空腹時でも腹部の膨満感や四肢の倦怠感を感じる人は、腸の働きが不十分。
お腹を積極的に温めるように過ごすことで、こうした症状は予防できます。
季節が早いかもしれないけど、腹巻は案外手軽でおすすめです。

そんなことをメルマガ記事でもご紹介中。

最後までお読みいただきありがとうございます。


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