見出し画像

【秋はメンタルケア】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

毎日のnote記事の更新が、意外と好評をいただきありがたいと思っています。
とくに僕が配信しているメルマガを読みながら、鍼施術まで受けてくださる患者さんたちからは、いろいろ情報が補完されるから便利、とのこと。
便利に使っていただけたら幸いです。

そんな患者さんたちの声の中から、今年もやはり秋の気持ちの憂鬱を訴える人が増えてきたみたい。

症状は軽くても、秋の憂鬱は厄介です。

・眠気やだるさ
・無気力
・ため息や息切れ
・体の冷えやこわばり、節々の痛み
・気持ちの落ち込みやイライラ
・食欲不振や悪心

気圧配置はぼちぼち冬型。
あとは大陸からの寒気が下がってくれば、立派な冬型の気圧配置完成です。

以来を受ける冬の養生の原稿の支度をするのですが、こうした天気図の動きを参考に、今年の冬にかなった対策や予防法、食事法や運動法などを今の内から検討中。


さて、晩秋を迎え冷えが安定して肌で感じ続けられるようになると、そんな冷えストレスにカラダもココロも常にさらされ続けるようになる。

上記のこの時期に見られやすい症状は、こうした季節の冷えが心身にストレスとなって影響しているためにおこるわけです。

単純にぼちぼち半そでや半ズボン生活はやめて、ちょっといつもより暖かい恰好で過ごし始めるだけで、こうした秋の冷え症状やストレスは容易に回避することができます。

それでも日中、ちょっと動くと暑くなるから、なんて言い訳する方もいらっしゃる。

確かに運動習慣のある人は、筋肉に熱を蓄えているので、体の芯の熱は旺盛です。

厄介なのは肌の冷え。

肌が冷えると、脳が過敏に反応して全身をこわばらせて、体温が外に逃げないように防御する。

この防衛反応が、ぎっくり腰や寝違えなどの急な筋の痛み症状の引き金になる。

また、肌でこわばりを感じると、感情エネルギーが緊張傾向となり、イライラや不安症状、パニック症状を引き起こす引き金となる。

感情エネルギーが旺盛な人は、心理症状が出ない分、簡単に風邪症状を発症します。

・くしゃみや鼻水
・鼻炎や目のかゆみ
・のどの腫れや痛み
・止まらない咳

肌で冷えを感じるとこうした呼吸器症状やアレルギー症状(過敏症状)がおこりやすい。

感染症じゃない分、薬で対処するよりも、肌を冷やさないように一枚多めに衣服を着ればいいという話。

患者さんともグルッと回って、やっぱり一枚余計に着るようにしましょう、っていう話を毎年この時期、するようにしています。

僕もカーディガン一枚程度羽織るようにして、屋内で過ごしています。

まだ外出先では袖をまくることもありますが、日陰に入って涼しい風を感じたら、くしゃみや咳をしたくないので、まくった袖をおろすようにと、こまめな肌ストレス対策を励行中。

特に今年は呼吸器症状を屋外でしていると、社会的に立場が気まずくなるんじゃないのかと。

まだまだインフルエンザなど、フツーに抵抗力があれば心配ないのだろうけど、秋バテや頻繁に風邪症状を起こしている人、長引く咳を患っている人は、この秋体のバリヤーが弱っているから要注意です。

感情の落ち込みが気になったら、カラダを温かく過ごして、くれぐれも風邪をひかないように注意しましょう。

感情の不安対策で最も効果的なのは、温かい布団にくるまって寝る、です。

心配だなぁっていう方には、鍼施術でお役に立ちたいなぁって思っていますし、試しにメルマガ、読んでみてください。
元気の足しになれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

追伸:
先日、過去の有料note記事をご購入いただいた方がいらっしゃいました。
お礼のメッセージを差し上げたかったのですが、手続きが整えられず未だお送りできていません。
この場を借りてお礼申し上げます。
これからもnote記事がお役に立てば幸いです。
本当にありがとうございました。


この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?