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世代別の料理観―嫁・姑は理解し合えるか?

いつも記事をご覧くださり、誠にありがとうございます。

今日は週に一回、ゆるゆると続いている子育ての気づきの回です。

本日のテーマは料理および、料理観の違いを受け入れる工夫について。

子育てからやや踏み込み、嫁・姑問題もテーマにしているかもしれません。

女性であれば誰もが一度は悩むであろうこの問題、まあ参考がてら楽しくお読みください。


義母の料理観

主人の母、つまり私の義母は、自然派の食品が大好き。
当然、料理も全て手作りです。

美味しいと聞きつけた食材があれば買いに行き、特にオーガニック、無添加の食材であれば、少々値が張っても良いものだから、と割りきって買っています。


そして、手に入れたお気に入りの食材を使い、家族のために素材の味を生かしたご飯を作っています。

お鍋もすべて、料理教室で買い揃えた、熱の通りのよい本格的なもの。

オーガニック思考が影響しているのか、電子レンジは一切使わずにお鍋で温め、電気ポットも使わずに鍋で湯を沸かし、炊飯器も使わずに鍋でお米を炊いています。

電子レンジのチンで、野菜のうまみ成分が抜けてしまうから。
お湯も使う分だけ沸かした方がエコだから。
お米はお鍋で炊いた方が美味しくできるし、30分くらいでできるから。

一つ一つの工程に意味があり、自信を持ってその生活を数十年に渡り、続けてこられているのかな、と思います。


冷凍食品やペットボトルのお茶・コーヒーなどは食品添加物が多そうで体に悪いため、とあまり使われません。

しょうがチューブやにんにくチューブも体に悪いので使わず、その都度使う分を摺り下ろして使われています。

出来合いのお惣菜を買ってきて夕飯を済ませよう、などといった感覚もまずありません。

本当に食に関しては徹底されており、頭が下がります。


私の料理観

私はと言いますと……料理はわりと好きな方ではあります。

ただですね、仕事柄、時短料理にハマっていた時期も長く、いかに効率的に、いかに簡単に料理を仕上げて、時間を生み出すかに興味があった人間です。笑

お鍋で炊くお米は美味しいけれど時間が……とか、味噌を一からつけるのか、すごいな!など、主人の実家の料理では、驚嘆すべきことが沢山ありました。

それから、子どもが小さいうちには、そんなに食事作りに時間をかけられない、という問題。

食事を準備する間にも子どもがやってくるので、できるだけ子どもの前で包丁を使う時間を減らし、事前の下処理であとは焼くだけ、炒めるだけにしていたことが多かったかな、と感じます。

それでも、性格上凝り性のため、時短・簡単で美味しいメニューを追求した結果、家族にはそれなりに美味しいといっていただけることが多かったように思います。

言わせているだけならごめんなさい!笑


料理観の違い、どう乗り越えるか?

我が家のケースだけでなく、それぞれのご家庭で、料理をする人の数だけ、多少の料理観の違いはお持ちだと思います。

私の場合は、義母と料理をする時や、義母がいらっしゃるときには、できるだけ義母の意向を理解し、お鍋でご飯を炊くことに挑戦してみたり、食品添加物が気になりそうな冷凍食品はお出ししないようにしています。

ただ、お弁当となりますと、毎朝が戦場ですから、使ってしまいますよね。笑

冷凍食品も、レンジも、炊飯器もフル活用です。笑

孫の食生活という、一番大切なところで文明の利器を使いまくる私。笑

もし見られてしまうと、あまり良い顔をされないことは目に見えていますが、意外にも手作りの煮物とかより、冷凍のから揚げとかの方が食べたりするのですよね。

子どもは時に、手が込んだものというよりは、簡単な味付けで食べやすいメニューの方を好んで食べたりするものです。

素材にこだわった美味しい料理を食べさせてあげたい、という大人(義母)の意向と、ポテトでもから揚げでもハンバーグでも、とにかく美味しいものを食べたいという子どもの意向。

そして、できるだけ時短で家事をこなしたいというズボラな母の意向。笑

三者三様の考え方があり、折り合いをつけるに日々難しいところです。

一番良いのは、無添加食材で手作りの料理を簡単・時短で作れて、なおかつ味付けも子どもが好きそうな味に仕上げること。笑

日々研究中ですが、ハンバーグとかは大量につくって小分け冷凍にしておけば楽な気がします。

それから、ソーセージはほうれん草などの野菜と炒めると野菜も食べてくれるので、もっぱらお弁当のおかずとしてヘビロテ中。笑

子どもが喜んで食べてくれれば、何でもいいのですけどね。

皆さんの食生活も、気になるところです。


相手の考えを尊重し、理解する

今回はたまたま料理を例にあげましたが、

こうした料理に対する考え方一つとっても、人の数だけ考え方があると思います。

料理においてはもちろん、一番大切なのは、食べてもらう人に喜んでもらうこと。

ただ、その過程で、その人が大切にしているポリシーなども加わりますよね。

ここの折り合いが上手くつかないと、嫁・姑問題が起きたりして、長く一緒にいるのが難しくなってしまったりするのかな、と感じます。

私の場合は前述した通り、義母が大切にされているポリシーというものがあるので、その良し悪しはさておき、いらっしゃる時はできるだけ意向を組んだ形で料理に取り組もうという姿勢は持っています。

完璧には上手くいかないのかもしれませんが、まずは自分が相手の価値観を理解することで、少しでも歩み寄れたらいいな、という気持ちは持っていますかね。

ただし、このやり方時間かかるな……のような心の声が顔の表情に出てしまわないように、注意が必要です。

なるほど、そういう考え方を大切にしてこられたんだな。

だからご家族がみんな健康で長寿なのだな。

と、相手の努力によって家族が助かってきた部分に目を向けられると、より相手を理解しようというモチベーションに繋がる気がしています。


嫁姑問題の現在

昔であれば、お姑さんと完全同居して、おふくろの味をそっくりそのまま踏襲できるようになってはじめて一人前なのかもしれません。

そんな時代に比べると、今はそれぞれの家で料理ができたり、お互い譲歩し合うご家庭も増えてきて、苦しみというのは減ってきているのかもしれませんね。

完全同居、完全におふくろの味を覚える!というスタンスは下火になってきていると思います。

ただ、女性の社会進出もあり、「女性にも時間の有効活用が求められている」という点と、「女性のプライドも高くなってきている」という点が新たな課題として出てきている気がしますね。

昔よりもお姑さんにちょっと言われたことをすごく気にしてしまったりとか。

世代間の違い、時間の流れの違いが理解されにくい、と思ってしまったり。

悩みの種類はより複雑化しているのかもしれません。

私の周りでもお姑さんとの同居が難しくて別々に住んでいるという友人もいます。
ご主人も板挟みになりますので、バランスがなかなか難しいですね。


嫁姑問題のカギは夫の振る舞い方にもアリ?

嫁姑問題で大事なキーパーソンといえば、何と言っても旦那さんでしょう。

料理で言うなれば、心情的には、お姑さんのお料理で育ってきている分、どうしてもお姑さんよりの意見に近くなると思います。

また、料理だけでなく、子育てにおいても、無意識のうちに自分が育ってきた環境を再現しようとすることも多いように思います。

こうした場合、どちらかというと、お嫁さん側の立場が弱めになることも多いので、旦那さん側はより奥さん側の不満も吸い上げてあげる必要があるかもしれません。

結局、料理の方法とか子育ての方針とかはテーマの一つに過ぎない物であって、「ご主人がどれだけ自分の意見に共感してくれるかを測っている」ような妻側も多いような気がします。笑

女性は実は、話を聞いてくれるだけで、共感してくれるだけで良かったりもするのですよね。

男性の皆さんはぜひ、覚えておいてください。笑


〈まとめ〉

料理観の違いをきっかけに、嫁・姑の問題、子育ての問題、旦那さんとの関係など考えてきました。

とりとめもなく書いてきましたが、一応、まとめらしきものも作っておきましょうか。

  • 料理観は相手の生き様でもある

  • 相手の大切にしているポリシーを理解しようとする気持ちを持つこと

  • 現代ではお嫁さん側のプライドも高いので、ケンカにならないように尊重し合えるか

  • キーパーソンは旦那さん。姑の意見に近くなりがちだが、妻側の意見にも耳を傾け、寄り添う姿勢を見せること


料理から広がった人間関係のお話。

参考になるところがあれば幸いです♪

最後までご覧くださり、ありがとうございました!


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