高校の友達の何人かが就職した。頑張って美容師したり保育士したり銀行員したり公務員してる。
結婚が決まった同級生もいる。子供が生まれた同級生もいる。
自分は大学を辞め働きもせず、バイトを2日で辞めて、ただ毎日家で腕を切りながら得体のしれない不安と焦燥感に追い詰められながら摂食障害をしてる。自分の体が嫌い、痩せたい、どうしてもガリガリになりたい女の身体が嫌だ、でも拒食すると過食に走ってしまう。そんなことばかり1日中考えている。
過食嘔吐で指吐きができなくなってしまったから、チューブ吐きをしようとホームセンターでシリコンチューブを買った。飲み込む練習をいくらしても引っかかって痛くて飲み込めない。本当は死ぬほど痩せたいのにチューブを飲み込む覚悟が自分には無いのか。どうしても飲み込めない、私には過食嘔吐という魔法が使えなくなったんだ。

インスタを見るとみんなどんどん未来に進んでいってるのが分かる。羨ましいとかじゃなくて、なんていうんだろ、自分が惨めでたまらない。恥の塊すぎる。これから先の未来に夢も希望も憧れもやりたいことも無い、ただ希死念慮に追い詰められる日々に耐えながら発狂する毎日を繰り返しているだけ。生きてる意味が本当に無い、誰かに何かを与えたり良い影響を及ぼせる人間でもない。ただ人を不快にさせることしかできない。家でも最悪な空気を流すことしかできない、妹たちには悪影響を及ぼすことしかできない、親を呆れさせ、親の荷物になることしかできない。本当に生まれてきたくなかった。そもそも親が憎い、周りの人間が全員憎い、この世の全部が憎くて憎くてたまらないから他人のことを不快にさせたくなる、自傷行為を見せつけて暴言をぶつけて親に自分を生んだことを呪う言葉を吐くばかりしてる。

小学校、中学校と不登校を繰り返したけど「ちゃんと全日制の学校に行かないと将来困る」って言われたし世間ではそれが当たり前なんだとしか知らなかったから無理して学校行って頑張ってトップの成績を修めていたのに意味が無かった。なら最初から無理して学校行かなくても良かった。もっといろんなとこ行ったり好きなものを学べる別の場所にでも行けば良かった。頑張った意味が本当に無い。本当に無駄な人生だった。
早く救われたい、死んだら救われるんだろうか。