Mika/旅とリゾバの備忘録

桜蔭鉄緑→東大落ち河合本郷→筑波大→リゾバ@沖縄→🇱🇦ルアンパバーン→🇹🇭チェンマイTTC…

Mika/旅とリゾバの備忘録

桜蔭鉄緑→東大落ち河合本郷→筑波大→リゾバ@沖縄→🇱🇦ルアンパバーン→🇹🇭チェンマイTTCSpaSchool→🇻🇳サパ・ニンビン→宿坊バイト@高野山→四国歩き遍路 たまに歌/例えると藤の小花の揺れ方で風をみつけるそんな優しさ

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自作短歌お気に入り

花びらは散り行くあいだ一点で春の光の全てを浴びる 陽光が緑の隙間すり抜けた 少女のまつ毛のようなゆらめき 竹林の葉は風鈴のように揺れ鈴の代わりに夏の光が そういえばこの前マスクを取った時キスしたんです、Julyの湿気 葉脈で濾した光はあたたかく左右の肩に均等に降る 何本の白色鉛筆使ったら入道雲をつかめるだろう 太陽が夏の角度を決めていたわたしが夏を見初める前に 夏服に切り替わる日の情報が簡単に漏れむむむ太もも 「冷やし中華始めました」の暖簾揺れ私にするっと夏が

    • 現地の暮らしを知る

      実際にその地に赴いて、現地の人と話すことで、彼らの暮らしが、ぼんやりとではなく、具体的で明確なものとして認識できる。ルアンパバーンで一番気に入ったゲストハウスでは、一週間以上滞在したからというのもあるだろうが、スタッフ全員と仲良くなった。彼らは空いた時間に、地元の話や生き方についてなど、色々とプライベートな話をしてくれた。 その中のひとりが、モン族出身で大学3年生の、アルバイトのスタッフだった。私が周った都市の中で最も北の都市よりさらに北の、名前すら聞いたことのないような地

      • 「今、この世界」の認知について

        タイ古式マッサージの師とされるシバコ・コマラパ師は、ブッダ(ゴータマ・シッダールタ)と同時代の人で、ブッダの考えに深く影響を受けたということを授業で習った。マッサージと仏教のつながりというのを日本ではあまり実感しなかったけれど、チェンマイのお寺では、敷地内にタイ古式マッサージ屋さんが併設されている所が多く、驚いた。 現在はマッサージセラピストを外部から雇っているようだが、当初は僧侶によって施術されていたらしい。授業で、「お寺というのは心と体を整える場所。心が整ったら、体も整

        • サパほーむトレッキング

          新年早々トレッキングするつもりはあまりなかったのだけれど。一月のサパは寒いと聞いていたし、マッサージスクールの疲労もたまっていたし。 予約したゲストハウスが市街地からかなり離れた辺鄙な場所にあることに気づいたのは前日のこと。キャンセルも考えたが、感性の合う友人におすすめされたゲストハウスだったので、このまま行ってみようと思った。 ゲストハウスのスタッフにどうやって行けばいいか聞くと①タクシー②トレッキング と提案された。①と②で1500円ほどしか変わらなかった上に、②(約30

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        • 自己紹介
          8本
        • ラオス旅行
          17本

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          チェンマイの豆乳屋さんで

          泊まっていたゲストハウスの近くに豆乳揚げパン屋さんがある。いつも地元の人たちで一杯なので、食べてみようと思い並んだ。 アツアツの豆乳400mlくらいと揚げパンか蒸しパンで100円程度の安さ。しかも豆乳は自家製のスッキリした味わい、甘みとなるシロップは後から添えるので甘み控えめが選択可能。おかげで何度もリピートするお気に入りの店となった。 Google翻訳でオススメを聞くと、「日本人なの!?タイ人じゃないの!」とびっくりされるいつものパターン 笑。この写真の店主と少し話をす

          チェンマイの豆乳屋さんで

          可能性を広げるって何?

          中学受験は、自己成長のための一つのチャレンジに過ぎなかった。 SAPIXという有名な大手中学受験塾、そこにどんなきっかけで入塾テストを受けに行ったのか、その記憶は定かではない。しかし当時全く解けなかった入塾テストの感触と同じかそれ以上に、体験授業の衝撃が大きかった。 学校の授業しか知らない私は、その時初めてプロの塾講師の授業を受けた。内容自体はあまり記憶にないのだが、その先生がとても楽しそうだったのは鮮明に覚えている。一方通行の説明ではなく、生徒とのやりとりを通して授業を

          可能性を広げるって何?

          生き方に正解などない

          他の人にはないような、唯一無二の才能。それを見つけて、職業に活かし、非凡な経歴を積むこと。漫画やアニメ、テレビニュースなど、各メディアでは、そんな生き方を称賛するように取り上げる。しかしその価値観は、偏っていると思う。 なぜなら、一つの能力を極めるという考え方は、他の能力の重要性を軽んじていることと同義だと思うから。例えば大学合格のために寝る間も惜しむような努力をすること。それは、人を成長させる、大事な経験だと思う。しかし人生で努力しないといけないことは勉強だけではないはずだ

          生き方に正解などない

          海外旅行時の盗難対策

          海外旅行での盗難対策について、心構えの面でオススメできる対策を紹介しようと思う。南京錠等の対策グッズは他の旅人たちのオススメを参考にしてほしい。ここでは、意識的な面で、実際に旅行中役に立った対策を3つ紹介する。 まずは、超基本。荷物から目を離さないこと。1人旅の場合は特にこれを頭に叩きつけて。自分の手荷物は自分のそば、かつ視界の中にあるのが基本。さらに混雑時は自分の周りを警戒し視線を前後左右動かしながら歩く。 次に荷物を工夫して持つこと。スマホや財布等、バッグからよく取り

          海外旅行時の盗難対策

          路は進みながら決める

          大体の日本人は、高校に入ると、将来の進路と向き合わなくてはいけない。 私は、いつか進路選択というものがやってきた時、迷わず潔く決められるような「この道のプロになる!」という一本道が欲しかった。それを探すため、少しでも興味を持ったものがあれば実際に挑戦してみた。 建築家に興味があると思ったら、有名な建造物や展示を見に行ったり、講演会に出席したりした。海外大学に行こうか考えた時は、同じ興味を持つ友人とイエール大を会場とする大会に出場してみた。声楽に興味を持った時は、コンクール

          路は進みながら決める

          花の思い出

          わたしの写真フォルダの中には、必ずと言っていいほど定期的に花の写真が登場する。旅行中でも、散歩中でも、通学路でも。普段から、素敵な花があれば撮りたくなる。 わたしに撮って欲しそうに待っているような花がある。いつ撮られてもいいというほど気品溢れる花もある。 道に、素敵な花が咲いていて、それをどうやって美しく写真に収めようかとあれこれ試す時がある。こんなとき、その道を歩いた思い出は花で埋め尽くされる。 私と花の出会いは続く。わたしが、花のある場所を歩き続ける限り。 #横浜イングリ

          ルアンパバーン小学校訪問

          ラオス一人旅、最後の週に、北海道出身の元小学校教師と出会った。教育の話などで盛り上がり、出会った初日に朝4時まで語り合った友人2人目(1人め目の話は少し前に投稿済み)となった。一つについて深い話題まで気が合う人というのは、他の多くのことについても同じ意見を持っている場合が多いのだろう。 彼と、ラオスの学校の話をした。私はラオスの学校がどこの街も活気に溢れていたということを話した。彼は、学校を遠くから見て、いつも色々なことを考えていると言った。 その時、私の友人のバックパッ

          ルアンパバーン小学校訪問

          旅で学んだ行動力の重要性

          「悩む前に、飛び込んでみる」という行動力が、夢を叶える一番の起爆剤だと思う。 今回の初・バックパッカー、初・海外一人旅、初・ラオス放浪、初・一ヶ月超の長旅は、「初!」が何個も連続していることからもわかるように、私にとって大きな挑戦だった。 ラオス一人旅は、大学に入る前からずっと、漠然と夢見ていたことだった。しかし実際に期間を決め、旅程を大まかに考えた後も、途中で事故とか病気とかあったらどうしよう、とか、電波が届かない街だったら危険かな、など、色々と便利で安心安全な日本とは

          旅で学んだ行動力の重要性

          高級感の違い

          ルアンナムターで参加したトレッキングより高価なサンセットクルーズツアーに参加した。値段の違いが何たるかを知ることができて、ある意味良かった。 まず昼はバイキングで、ヨーロッパ式とアジア式、どちらのバージョンも取り揃えられたものでとても豪華。思わず写真を撮ろうとしたのだけれど、私以外の参加者はみんな普通のテンションだったので撮りそこねた😅 レストランに併設された、象の餌やり体験では、象にあげるバナナ取り放題。(象さん食べすぎたりしないのかなと心配になる(^_^;)) さらに移動

          バックパッカーって修行みたいだ

          どうしようもない部分は諦めて、気持ちを切り替えることの重要性を、バックパッカー旅で痛感する。 ルアンパバーンのドミトリーに泊まって1日目のことだ。ドミトリーの部屋が狭かったり、トイレやシャワーが日本の基準で言えば汚かったりしてショックが大きかった。翌日は個室に予約し直した。 しかしそのドミトリーはgoogleでもアゴダでも評価が高かったので、おそらくラオス基準だときれいなのだろう。それも私にとってショックだった。 たまに個室なら良いけれど、ずっとその調子だと費用がかさむ

          バックパッカーって修行みたいだ

          異国でネイル、ヘッドスパ

          めっちゃ疲れたトレッキングの後、もう一回マッサージ屋に行きたくなった。この前のラオス式より穏やかな物がいいと思っていた。疲労でそもそも体が動かないのだ。 ヘッドスパをお願いしてみた。店番をしていた10歳くらいの女の子に聞いてみると、OK,こっち座って、とリクライニングチェアを案内された。簡単な英語だけれど、通じたことに驚いた。しかし更に驚かされたのは、少女がヘッドスパの台に乗って、洗髪を始めたことだ。 大丈夫なのかなと思っていたけれど、それは杞憂に終わった。少し力は弱いけ

          異国でネイル、ヘッドスパ

          ぼったくりと不誠実

          noteで、初めて海外旅行に行ったという学生の、とある記事を読んだ。 彼女は学校の企画でインドに行ったらしい。様々なカルチャーショックを受け、特にスラム街の子どもたちの弾けるような笑顔が印象に残ったとあった。 旅の終盤、お土産を買った彼女のクラスメイトと話したとき、「あれはぼったくりだから根切った」と言ったことに疑問を抱いたのだそう。スラム街や現地の人々の生活を見て、【例えぼったくりであっても、それで彼らの暮らしが良くなるのなら良いのではないか】と感じたらしい。私はそう思

          ぼったくりと不誠実