小川奈緒

文筆家/編集者。著書に『家がおしえてくれること』『心地よさのありか』『おしゃれと人生。』『メルボルン案内 たとえば、こんな歩きかた』など。noteでは物書き仕事、子育て、40代後半という年齢について前向きに悩むエッセイを書きます。ブログ http://tabletalk.cc/

ヨガの先へ

4年前から、ヨガが毎朝の習慣として根づいている。

そこへ至った経緯は、これまでブログや著書でも何度か書いてきた。
流行りにのって31歳のときにヨガ教室に通い始め、出産などで休止しながらも、そこそこの柔軟性はキープしているつもりでいた。ところが4年前に受けたヨガの体験レッスンで、思った以上に自分の体力と筋力が低下している現実に直面し、奮起して自主トレ(家ヨガ)をはじめることにした。
パワーヨガ

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ゴッドファーザーに学ぶこと

締め切り前に原稿を送れたので、1人で『ゴッドファーザー』を観に映画館へ出かけた。

「午前10時の映画祭」という、全国のシネコンで永遠の名作映画をリバイバル上映する企画のラインナップに、『ゴッドファーザー』も選出されているのだ。
上映最終日だったせいか、錦糸町の映画館の劇場シートは朝イチにもかかわらず、全体の半分以上、おそらく100人は超える客で埋まっていた。

平日の午前10時、しかも『ゴッド

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文章修行は終わらない

書庫の整理をしていたら、かつての仕事が掲載された古い雑誌がいっぱい出てきた。

なかには、読者として大好きで、同時にライターとして憧れの仕事先だった雑誌もあった。
作り手にまわってみると、憧れが強かったぶん、自分の文章に自信が持てなくてずいぶん悩んだ思い出もあるが、久しぶりに開いて自分が書いた記事が目に入った瞬間、あまりのはずかしさに「ギャッ」と叫びながら反射的に本を閉じた。

その猛烈なはず

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わたしの息子

産んで育てているのは女の子だけど、近ごろ、まるで息子を見守る母親のような気持ちを味わっているのが、テニスの錦織圭選手を無我夢中で応援しているとき。昨日の全英オープンテニスの二回戦も、文字通り画面にかじりつくようにして観た。そして、勝った!

10代からプロとして活躍する錦織選手の存在は、もちろんスポーツニュースなどを通じて知っていたけれど、彼の試合のテレビ中継を最初から最後まで真剣に観るようになっ

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肩書きってむずかしい

noteのユーザーはフリーランスやクリエイターの人が多いと思うので、これまで「こんな悩みは同業者でなければ読んでも面白くないだろう」と書くのを控えていた話を書いてみようと思う。

わたしは雑誌編集者をやっていた時期が長かったので、会社を辞めてフリーランスになると、しばらくの間は「フリーエディター」という肩書きを名乗っていた。

もともと出版社の編集部にいたから、担当するページの絵コンテは描ける

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はじめまして

はじめまして、小川奈緒です。

初回の記事なので、まずはこれまでの仕事のプロフィールから書きます。

大学を卒業後、わたしは2つの出版社で計6年間、社員編集者としてファッション誌の編集部で働きました。
2001年にフリーランスとなってからは、20代から50代まで各年代のファッション誌、ライフスタイル誌、カタログ、書籍などの編集ライターとして活動し、近年は著書の出版も行なっています。

著書は、2

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