バリュエーションを「先送り」?!(1)
今回からは、(誰からの要望もないのに)5回にわたって連載した「株ってなに?おいしいの?」シリーズの続編です。
「株ってなに?おいしいの?」シリーズで、スタートアップの企業価値評価(バリュエーション)にDCF法が一定程度利用価値があること、しかしDCFは事業計画上のキャッシュフロー、割引率、永久成長率という、いずれも「どうにでもなる」数字を根拠にしていること、ゆえに上場間近ならば兎も角、立ち上げ直後のシード、アーリーと呼ばれるようなステージのスタートアップではなんとも評価し難