久しぶりにアメリカに住んでいる友達から連絡があり、相談に乗って欲しい、いや、背中を押して欲しいと。

聴けば転職のことだった。
やりたい仕事に誘われているが、給料が安くなるので迷っていると。でもやりたいと。

やるしかないでしょ！！！

なんだかんだ、やることにほぼ決めていたけど、ラストのところで誰かに背中をポン、としてもらいたい気持ち、すごくわかる。

ポン、とおしてあげたら、あっさり電話を切る頃には転職の意思が固まっていた。

ヨキヨキ。

で、友達の子どもの話になって。
友達の子は赤ちゃんの時にアダプトされた子どもで、でもなぜか、友達にめちゃくちゃ似ていて、しかもすごくひょうきん！
真面目真面目な友達の性格と反対側にいるかのような面白さで大好きな子どもなのだけど、
その子が最近ずっとアレクサで、世界の国家を聞きまくっており、良かった国家はアレクサに登録までしているという。

小学生の子が、自ら好んで世界の国家を聴きたい！なんで初耳。
お気に入りはロシアとウクライナの国家だそう。
ちなみにソビエトユニオン時代の国家はあまり好みじゃなかったと。

これを聴き、子どもに、音楽に、垣根ってないんだなあと感激してしまった。

この子の感性でもあるんだろうけれど、柔らかい頭に、その感性に、友達と、凄いねと言い合った。親としてすごく喜んでもいて。

なんだかステキなはなしだなとおもったから、ここに記しておこうと思った。
きっと大人になったら忘れてるエピソードかもしれないから。

ちなみに自分は、アメリカの国家好きなんだけど。

チュニジア国家も。口ずさんじゃう。

日本の君が代もいいけど、日本の歌はもっと好きな歌がたくさんあるからおいといて。

アレクサなどつかえる便利な時代。

それに加えて柔らかい感性。

その両方があわさると、すごく未知の素晴らしい何かに変化するんだろうなと期待しちゃう。

偏見や色眼鏡で物事を計らないその柔らかさ。いいな。

ちなみにその子は、女の子なんだけど、小学生ながら普段から嫌いな、嫌な子が数人から普段の仕返しをされて、地べたに寝転ぶ姿勢になってた？ときに、無関係なのに通りすがりに一発蹴ったらしい。

それで1週間停学。

アメリカって小学生でも停学ってあるんですね。
おまけに友達まで、親として1週間謹慎にさせられたって。

なんともなんともーーーなお話。

逞しくてすごい！
あの子がそんなふうにやり返すなんて余程酷いやつだったんだろうな。

ますます彼女が可愛く、好きになった✨✨
ま、人を蹴るのはダメだけど。

すべてがアメリカ的🇺🇸な気がしたお話。