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会社って、なんなのかなぁ。

社員に対し「家族」のように接する会社があり、「家族」のように接する上司がいます。実際、私が就職した当時もそれを実感しましたし、その「家族」に好かれるように、「家族」から言われたお願いは何でも応えるように、努めていました。

ただ、今は、もうそんな時代ではなくなったと感じます。家族的に振る舞う人を見ると、私は、違和感を覚えるようになりました。

「就職」ではなく「就社」と言われるようになってずいぶん経ちます。就職は「会社との結婚」のように例えられることがあり、入ると兄や姉のような先輩がいて、父や母のような上司がいます。家族と寄り添うように生きていくのが当たり前だと思い込まされてきました。そういう会社は「守ってやる」と「言うことを聞いてくれ」がまかり通ります。昔はそれが当たり前でした。

今も、私の周りには、部下を呼び捨てで呼び、温かく、頼もしい雰囲気をまとった部長や課長がいますが、こういう方々が「会社を家族的に考えている管理職」と言えるでしょう。

「定年まで面倒みる」「うちはつぶれない」と言える会社が無くなっているように、「家族」として振る舞う力が、会社には無くなってきています。さらに、個人も、会社とそんな付き合い方をしていることにメリットを感じない時代になってきています。

むしろ「会社を利用しよう」という考え方になってきています。ただ、みんなわかっているはずなのに、 会社の中に入っちゃうと、歯車の中に入っちゃうと、わかんなくなっちゃうもんですね。

そして、たちが悪いのは家族的に守ることもできないくせに、その"従わせ"だけを行使している経営者、管理職がいるということ。

気をつけないといけません。

私の中で少しずつ、この辺がほどけてわかってきました。

久しぶりに嬉しいお知らせをいただきました。

いつも読んでいただきありがとうございます。