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遺書No.725 いらっしゃいませコンニチワ!

※この記事は2004年7月6日から2009年7月5までの5年間毎日記録していた「遺書」の1ページを抜粋して転載したものです。

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2006.7.2
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ホームタウンデジション。

地元であるがゆえに有利な面は様々だ。
あまり関係ないが、妻の実家ね、
それすなわち『アウェー』である。
※私は独身です。




こんばんわ、みーくんです。




今日も雨の中でした。
もうね、本当に嫌になります。
かなりネガります。
(ネガる=ネガティヴな思考に囚われた状態)

雨が上がっても湿度は凄いし。
もうTシャツもびしょ濡れ。

温泉にいきたいです。


そいえば今日はね、
仕事の帰りにマックに寄ったんです。

その女の子はドライブスルーを担当してた。

次から次へとやってくる客の対応に追われ、
目の回るような忙しさだったに違いない。

おそらく、余りの忙しさに焦っちまってたんだよ・・・。

何が言いたいのかっていうとね、
ちょうど俺が注文を終えて、
レジの前で待ってる時に、
ドライブスルーにも客が来てたんです。

でもってその女の子は、
ドライブスルーに入ってきた客に向かって、
元気よく対応し始めたんですよ。



「いらっしゃいませコンニチハ♪
マイクに向かってご注文をどうぞ~っ!!」


と言うつもりだったんだろう。

だが、しかし。
テンパっていたのであろう彼女は、
勢いよくこう言った。


「いらっしゃいませコンニチハ♪
マイクに向かってコンニチハっ!!」




(*゚ω゚):;*.ブホッ




カウンターで注文してた俺は、
それを聞いて思わず噴出しちまったよね。

モニターの向こうのドライバーも、

「こ、こんにちは…('∀`;)」


とか言ってるし・・・。


頑張れよ。

一生懸命にオペレーションをこなす人は、
性別を問わず心から応援する。



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2022.7.9
毎日遺書を書き始めた当時725日目の投稿内容。
16年前のボクはこんなどうでも良い平和な話を書いていたようだけど、今日、現在のボクは第26回参議院選挙日の前日を迎えている。

昨日は、元総理の安倍さんが凶弾に倒れるという許されてはならない悲しい事件があった。
そして今日は、参院選に立候補している乙武さんが各所で予定していた演説を中止し、車椅子を使わずに議事堂まで歩くという暴力への抗議行進を行った。その姿には胸に響くものがあった。
不満や批判は言論を持って主張したり、対話によって解決する世の中になって欲しいね。

その為には、人類がこれまでの歴史の中で試行錯誤と紆余曲折を重ねて生み出した知恵の結晶、「自由の相互承認」により構築する社会システムであり、現時点では満点の運用はされていないかも知れないけれど1つの政治システムとしては民主主義だと思う。
もちろん民主主義ってのは、マイノリティや少数意見を無視して良いという意味の多数決の事ではない。
「対話を重ねてなお然るべき期間までに答えが得られない場合は、仕方ないから多数決で決めようか」という約束事を相互の承認の元で交わしておく、あらかじめ決めておく事が民主主義なのであって、だから多数決というのはあくまで対話を尽くして合意としての総意が得られなかった際の最後の手段なのだと思っている。

そういった意味でも、政治の場にはマイノリティの意見もテーブルに挙がること、蔑ろにしないこと、それらの機会がある事が大事だと思う。

話が散らかっていて何が言いたいかよく分からないかも知れないけれど、もっと人類史を無駄にしない大人に政治が行われて欲しいなと思うし、その為の政治への知識や興味を国民が持てる教育が身近にある社会がいいなぁと思う。


過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。