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今から始めると2年後自由になれる、整理の考え方

部屋がなんとなくまとまらない、足の踏み場がない、探し物をしてしまう。人が抱えている悩みは多種多様だと思います。整理収納をしようとしても、何をどうやったらいいか分からない。この記事では、そんな人に向けたMissionを提示、やってもらう流れを書きました。かっこいい感じに書きましたが実際はズボラな私がシンプリストになるまでに踏んだ段階に改良を加えたものを綴りました。

Mission1部屋の整理の目的を具体的にイメージせよ


趣味は片付けです!なんて人は世にはあまりいないでしょう。おそらく、何かしたいことがあって、それをするために部屋の整理を行う人がほとんどではないでしょうか。春から大学に進むから、1人暮らしを始めるから、転勤があるから、家族が増えるから、趣味に没頭したいから。

私が整理を始めた当初のきっかけは、子どもがさわっても危なくない部屋作りをしようとした妻に影響を受けて、同じように整理しなくちゃなと思ったことからです。息子が2歳の時に、テレビをひっくり返して壊してしまいました。息子にけがはなかったのですが、当時の部屋は片付けているつもりではありましたが、いろんなものが部屋中に整理収納されていました。これを、息子がケガしないようにするためには。。。と。

脱線しましたが、どんな目的で部屋作りを行うかによって整理収納の仕方が変わってきますし、めんどくさいなと思った時の、モチベーションの維持にも繋がります。理想の部屋作りは、目的をはっきりさせればさせるほどとっかかりやすく継続しやくなると思います。

Misson2自分に合った方法を見出せ

整理収納において、私が思う片付けの軸は2つとそれをかけあわせた方法があると考えています。

1.時短
 その名のとおり、時短のための整理。使うものを使う場所に配置、多少モノは点在することになるが、生活しやすい状況を作る。
 
 時短におけるメリットは動作が少ないこと、場所移動が少ないこと。

 デメリットは生活感が出る、収納ボックスなどのモノが増える場合がある。

 整理収納の一例を出すと、掃除する場所ごとに掃除用品を常に置いておく。風呂場にはフロ清掃用、玄関にはホウキを常に置いておく、キッチンの調味料の中でよく使うものをカゴに入れしゃがまなくてよい場所に置いておくなど。

2.美しさ
 私の場合は、この方法をとっています。美しさは、収納ボックスのテイスト(ナチュラルorスタイリッシュ)を決めて統一感のある部屋作りをすることや、そもそもモノを極力少なくして余白を感じさせる部屋作りをする。メリットはオシャレ、目に見える”ノイズ”を少なくできること。美しさの方法をとるデメリットは、ある程度の動作数を要する、家族との意見を一致させる必要がある。そんなところでしょうか。


 具体例を出すと、私の場合は、美しさを維持するために、そもそも自分の持っているモノを数多く手放したというのが大きいです。自分の生活に必要な物はボストンバッグに収納し、他に置く際には無印良品の収納ボックスを利用して統一感を出し、一目で自分のものと分かるように収納したことでしょうか。

 なんか私できるんです!みたいな書き方して見返しながらうおお自分めっちゃイキッってるやんと思ってしまったので補足で書いておきますが、もともと片付けが大の苦手で、どうやったら美しくなるかなあ、綺麗な場所にしたいなぁと考えたときふと隣をみると、妻は持っている荷物の量が自分と比べて圧倒的に少なかったのです。

 それをみて、あ、自分がコントロールできる量っていうのが、今持っているモノの量より遥かに下なんだなと実感。モノを極力減らすことで部屋の余白、自分の余裕を得ることができました。片付けができないならなおのこと、モノを減らすのは必要だろうと思います。というか、減らしましょうこの際。



時短と美しさのどちらを選ぶか
 まずは、1の時短と2の美しさのどちらの軸で整理するのが自分に合ってるか、Mission1の目的や自分の未来のイメージを大切にしてどちらかを選んでください、あと、自分の性格的な面も考慮するといいかもしれません。

どうしても選び方が分からない場合は、
 モノを買うときに”多機能が正義だ”を重視する人は 時短 を
 モノを買うときに”デザインが正義だ"と考える人は 美しさ を

え?それでも難しい?そしたら脳死で選ぶ方法を伝授します!
 じゃあ、
  スマホのアンドロイドユーザーは時短
  iphoneユーザーは美しさ

違うなと思ったらやり方をチェンジすればよい!気軽に考えてください。結局1の時短と2の美しさのバランスは試行錯誤しながら進めていくしかないのです。さらに、場所ごとに変わる場合も往々にしてあるので、トライ&エラーは生じると思って取り組んでみると幸せになれるかも。

Mission3 まずは、モノを捨てるところから


 さあ、整理だー!と意気込んだところ、収納用品をとりあえずで買い漁り、それにポンポン放り込んでいく、そのやり方は絶対に危険です!やめた方がいい!収納用品を1つ買うことは、モノを1つ増やすということ。安易にすると結局ごちゃっとなってしまったり散財もしてしまいます。

 まずは、モノを捨てるところから始めましょう。モノを捨てる判断基準は2つのステージに分かれていると思います。整理収納初心者がまず行うべきは1つめのステージ、それでも飽き足らぬ整理収納上級者は第2ステージを採用しましょう!では、もったいぶっててもしょうがないので書きます。

第1ステージ
 1年以内に使ったか、使ってないか、使ってないけど今捨てると寂しい辛いってなる3つの分類に分け、使ってないモノは問答無用で廃棄、今捨てると寂しい辛いモノは一時保管ボックスに一旦置いておく、そんなところです。

第2ステージ(シンプリスト)
 いらっしゃいませ、シンプリストの世界へ。第2ステージでモノを手放す軸は難易度高めです。ここにたどりつく必要もないかもしれませんが私はここにたどり着いてもらえるととっても嬉しいです。では、モノの手放す基準を記載します。と、いいながら第2ステージは、モノを残す基準です。下記のいずれかにも当てはまらなければ迷わず捨ててください、新しい扉を開いて自由を手に入れましょう!

 1.自分に時間を作ってくれるもの
 2.自分にお金を作ってくれるもの
 3.自分が好きなもの、持っていてテンションが上がるもの

この3つのいずれかに当てはまらなければ手放してください!第1ステージを乗り越え定着させた人ならできるはずです!
さらに、私が実践したい今現状の分け方を特別ステージとして紹介します。

特別ステージ
 1.色が 白 か 黒 か ネイビー か。

これにあてはまらないモノは手放すように心がけています。私が持っている(家族共有のモノを除く)モノはこの3色のいずれかです。


長々と書いてきましたが、今回はサラッと概要を記載しました。どうだったでしょうか。まずは目的意識、なりたい自分をイメージするところから始まり、その目的を達成するためには時短なのか、美しさなのか、自分の性格を考慮し、モノを捨てる作業にとりかかる、という流れです。

みなさんが整理収納をして、自分の自由な生活を手に入れられるよう願っています。

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