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生産性は選択と時間配分により決まる

仕事やプライベートを生きる上で、高次な内容を処理しなければならないほど、一人では回らなくなってくる現象が起こってきたりします。よって、どれだけ仕事ができても、処理能力が高くても、人が人である限り、時間という制約がついて回ってきます。
時間は誰しも平等で、残酷な程、時間は勝手に過ぎていく。その時間は大切に扱うべきだし、生産性のある時間として扱う必要があります。
今回このnoteでは生産性の構成要素とTipsについて、記述してみたいと思います。

生産性が高い状態を保つ為には、何に取り組むのかという方向性的な意味での「選択」の要素と、時間をうまく使う「時間配分」の要素が重要だと私は考えています。
時間は誰もが平等に与えられている限られた資源であり、有限です。その為、その時間を何の為に使い、配分し、活用するかによって、生産性に大きな違いが生まれてくると考えます。

生産性を上げるには、まず何が最優先で重要な取り組みなのかを明確にする必要があります。仕事においてもプライベートにおいても、重要度の高いことから着手し、時間を費やすことで、より大きな成果を上げられます。
ただ、優先順位を付けるだけでは十分とは言えず、多くの選択肢から最重要なものを選ぶことが問われます。「選択とは棄却すること」とも言え、生産性を高めるためには、付加価値の低い取り組みを断る決断力が求められます。

また別軸で考えると、人には集中力が最も高まる時間帯がそれぞれあります。その集中力の高まる時間を最優先の取り組みに費やすことで、非常に高いレベルで集中して高い生産性を発揮できる可能性が高まります。逆に集中力が低い時間帯は、ルーティンな作業に費やすなどの工夫が大切です。「集中と分散」の時間を上手に使い分ける選択が重要と言えるかも知れません。

そして、適度な休憩も大事です。長時間ハードに働き続けても、疲労が蓄積すれば生産性は低下します。適度な休憩を取ることで、気分転換ができリフレッシュできます。お昼ご飯などを含み、取り組み間で短い休憩を適切に挟むことが大切と言えます。
これは中長期で見ても言えることができ、土日で休むだけでなく、適度にリフレッシュの日を用意することで、日々活力溢れる生産性の高い時間が継続できるとも言えることができます。

更に、生産性の観点では個人的には「疑問を持つ」「自分に向き合う」「フィードバック」を行うなどの要素も不可欠と言える。
なぜなら、生産性というのは1対1もしくは1対多で成り立つものであり、個人及び対人でのフィードバックにより改善可能なものであると考えるためです。
チームワークにおいて、人員が足りないのであれば、充足させるべきだし、効率化すべきだし、スキームを見直す事も一つである。それに気づく為の第一歩がフィードバックとも言える。

その他、時間を適切に見積もり、配分計画を立てることも重要です。ある程度の余裕を持たせることで、予期せぬ突発的な要望にも対応することができます。また、適度に時間管理を意識し、滞っている内容があればすぐに修正や補正をする習慣を付けることで、時間感覚が「予測と実際」の差異が少なくなることも重要です。
元来、私は人が時間を見積もる場合、過小評価しがちだと考えており、この時間管理及び時間感覚を研ぎ澄ますことで、滞りの起こらないタスク管理ができると考えております。

最後に、そもそも論になりますが、できるだけSNSやネット閲覧などの気が散る行為は控えることが大事です。集中してコアな作業に集中すべきことに時間を費やすことで生産性は格段に上がります。付随的な確認は、生産性が低くても問題ない時間帯、もしくは休憩時間にすることをお勧めします。
また、個人的には同時に複数の作業をこなそうとするマルチタスクは避ける方が無難だと考えており、例えマルチタスクすべき案件があったとしても、シングルタスクの連続に落とし込むことで、個人的には目の前のやるべきことが明確化され、高い集中力を保てると考えます。

まとめると、時間をどの方向で使うか(選択)、時間をどう使うか(時間配分)が生産性を決める大きなカギとなりえると私は考えています。
もちろん、上記は私の個人的な経験から得た考え方に過ぎない為、自分に合った最適な時間配分を見つけ、実践することが大切です。
つまり、限られた時間の中から、どの作業に注力するかを選択し、付加価値の低いものは避けるのが大事という基本姿勢が大事で、限られた時間を最大限に活用し、高い生産性を発揮できるよう心がけることが肝要だと考えます。

その前提には、人生や仕事において、選択できる自由があるからこそ、優先順位を付けることが可能になります。選択には必ず機会損失が伴いますが、生産性を高めるという目的には、自らの意志で選択し、集中して取り組むことで最大化を見込むことができると考えています。「選択と集中」を最大限活用し、時間を最適化することが仕事においてもプライベートにおいても本質的に重要なことなのではと考えます。

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