『バナナは房で売っているもの』という既成概念に囚われない、商品利用時のちょっとした課題から生まれた発想のすばらしさ！

📰プレスリリース

📰CREW Express、松屋浅草の当日配送を開始

Azitは百貨店の「松屋」と提携し、オンデマンド配送プラットフォーム「CREW Express」による食品のオンデマンドデリバリーを6月8日より松屋浅草にて開始。緊急事態宣言下で中食の需要が高まる中、百貨店ならではの高品質なお惣菜を即日でお届けすることで、コロナ禍で来店が遠のいていた近隣の「馴染み客」の利便性を創出、来店客数が減少する百貨店の営業活性化及び利益確保も目指す。

具体的な取り組み内容は以下の通り。

※出典：上記プレスリリース内より

百貨店デリバリーはTEL注文を採用しているサービスが多い印象ですが、すでに窓口体制が整っていること、顧客層等の観点でそうなっているのでしょうか。

ちょっと配送料が高い気がしますが、移動時間や交通費を鑑みるとそうでもない、かもしれません。

🗾国内のニュース

🗾KDDI、料理宅配3位のmenuに出資　スマホ決済拡充

KDDIは料理宅配で国内3位のmenuと資本業務提携する。50億円前後を投じて20%を出資する。通信事業の成長が頭打ちとなるなか、注文データを生かしたスマートフォン決済サービスの拡充などにつなげる。料理宅配はウーバーイーツジャパンと出前館が国内2強だが、巣ごもり需要増による市場の拡大が競争を促しはじめた。

大きなニュースがやってきました。

ソフトバンクグループとしては、paypayをスーパーアプリへ、ドコモとしても（公言していないものの）ｄ払いをそのような立ち位置へ持っていこうとしている中で、KDDIは若干出遅れ感があった中でのこの提携ですね。

KDDIはauPAYを中心としながら王道の横展開を仕掛けていきたいところですが、どこまで決済が広がっていくのか。

引き続き今後の動きも注目です。

🗾横浜市の宅配・持ち帰り飲食店サイト　1000店突破

横浜市が市内でテークアウト、デリバリーに取り組む飲食店を紹介するウェブサイトの登録店舗数が1000店舗を突破した。同市は2020年4月に新型コロナウイルスの影響を受けた飲食店を支援するためにサイトを開設。情報はオープンデータ化し、外部のサービスでも活用できるようにした。

あくまでもまとめサイトのため、具体的な注文はTELや各フードデリバリーサービスを経由することになりますが、コロナ以降、各自治体ごとに乱立していたサイト群の中では地味に広がっていっていますね。

🗾DoorDash（ドアダッシュ）2021/6/9日本上陸の最新エリアと配達範囲

全国のDoorDash（ドアダッシュ）最新エリアと配達範囲をまとめている。詳細範囲が確認できるGoogleマップを用意しているので、くわしいエリアを確認したいユーザー（注文者）、配達員（ダッシャー）、飲食店の方は、ぜひ本記事を参考にしてほしい。

もうすぐ宮城県から開始予定ということで、すでに配達員ようのダッシャーアプリはリリースされているんですね。

仙台から攻めてくるあたり、ある程度の人口がありつつも他社に勝てそうな地域ということなのでしょうか。

🗾ドコモが食料品や日用品をスマホで買える無人販売機を開発、マンションや寮などに設置へ

株式会社NTTドコモは、コロナ対策を含むニューノーマルに求められるサービスを創出する取り組みの一環として、マンションやシェアオフィスなどで、食料品や日用品の無人販売ができる「スマートスタンド」と「リモート運営システム」を開発したと発表した。正式サービスの提供前に、2021年7月以降に実証実験が行われる。

こちらは以前も取り上げたものですが、ついに開始になるということで、まだ実験段階ですがｄ払いを中心とした日常生活アプリ化への一環ということでしょうか。

🗾陶磁器のまちだからできるテイクアウト事業が話題に

土岐商工会議所は、市内飲食店と陶磁器メーカーがコラボする皿を使用した持ち帰り事業「町のグルメ屋さん」を実施している。参加店舗でテイクアウト用メニューを注文すると、市内で生産された陶磁器の皿に盛り付けた状態で料理とプレートの両方を持ち帰ることができる仕組み。

ここまで包材にフォーカスしたサービスは今まで無く、とても面白い取り組みですね。

お値段にしてもとても美濃焼のお皿込みとは思えないほど良心的な価格だと思います。

🗾ローソン、単独運営の書店併設型店舗を埼玉県狭山市にオープン

これまで地域の書店とコラボレーションした書店併設型店舗を埼玉県、神奈川県、広島県で21店舗展開してきたが、今回オープンしたのはローソン単独で運営する店舗となる。通常のコンビニエンスストア同様に弁当・おにぎり・デザート・ベーカリー・飲料など約3500品目を販売するほか、約9000タイトルの本・雑誌を取り扱う。

取り組み自体は今回が初めてではないんですね。

今後コンビニも差別化を図っていくうえで、クリーニングや薬局、美容院等をドッキングしていく未来もあるのかも？しれません。

🗾【体験記事】レジゴーが見せるイオンの挑戦

日本最大のリテールであるイオンが開始した、スマホを活用した店舗内決済サービスの「どこでもレジ　レジゴー」は、WalmartのScan & Goに極めて近い形態である。現在、レジゴーは全国32店舗で試験運用中。その店舗の一つ、品川シーサイド店で実際に商品を購買してみた。今回は、この体験をレビューする形でレジゴーを分析してみたい。

いわゆる"やってみた"記事ですね。

文末には「レジ待ち時間の短縮という点に限れば極めて優れたサービスである。一方、レジ待ち時短に特化したがゆえに単機能ソリューションとなってしまい、リアルとデジタル双方をシームレスに繋ぐ購買体験に今後どのように寄与できるかは未知数である。」とあるように、あくまでも注文の一部分がデジタル化したのみですが、これはこれでスーパーのレジ待ちを考えるとアリだと思います。

今後ここを起点として上流と下流どのように体験を広げていくのか注目です。

🌎海外のニュース

🌎マクドナルド、シカゴでAI搭載のドライブスルーをテスト

マクドナルドは、人間ではなく人工知能システムを使って注文を取るドライブスルーのテストを開始。この新しい自動運転のドライブスルーは、シカゴのマクドナルド10店舗で使用されている。

「このシステムを使用しているレストランの注文精度は85%であり、人の介入が必要な注文は約5分の1に過ぎません。」ということで、特にドライブスルーの需要増加している昨今では重要な機能ですね。

🌎自動運転コンビニ、中国Neolixが150台超展開へ！北京が免許交付

自動運転タクシーの実用化に沸く中国だが、配送や小売りなどの用途で活用する自動運転車の実証も加速しているようだ。自動運転配送車両の開発を手掛ける中国スタートアップのNeolix（新石器）が北京市から公道走行免許を取得した。同社は自動運転車150台以上を導入し、コンビニエンスストアサービスを展開する方針だ。

「利用者は、車両に搭載されたスクリーンやスマートフォンで注文することで、決済と商品の受け取りを即時実行することができる。」「65度の温かさを保つ必要があるランチボックスや、マイナス18度で冷蔵されるアイスクリームなど、天候などに左右されることなく、温度管理された貨物ボックスモジュールで維持・運搬できる。」ということで、主にフードやグロッサリー等の小売要素で活躍するようですね。

🌎セブン-イレブン、2022年末までに500台のEV充電ポートを設置

大手コンビニエンスストアのセブン-イレブンは、電気自動車を利用する人たちの市場を獲得するため、2022年末までに、北米の250カ所の店舗に500個の直流式急速充電ポートを設置すると発表。これらの充電ポートは、セブン-イレブンが所有・運営するもの。

コンビニは常に進化の最前線にいますね。

充電ステーションがコンビニ単位にまで広がると、電気自動車のすそ野も広がっていきそうです。

以上。

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