今週はなんといってもこのツイートが話題になりましたね。

価格も200円という、色々と弁当の常識を超えた商品ですが、何とも言えない魅力がここまでツイートが伸びたものと思います。

こちらの記事で開発担当者のインタビューが載っていますが、なんと着想から10年かけてようやく実現したとのこと（笑）

やはり人を動かす・周りを巻き込むには何といっても"熱意"が一番ですね。

📰プレスリリース

📰foodpanda、都内のローソンでサービス開始新たに都内53店舗、札幌22店舗が対象に

フードデリバリーサービス「foodpanda」を展開するfoodpanda Japanは、ローソンの提携店舗を拡大。新たにサービスを開始するのは都内の53店舗と北海道札幌市の22店舗、合計75店舗。

導入自体は、昨年11月に開始していますが、foodpandaが都内もカバーしてきたタイミングで新たに都内のローソンでも実施とのこと。

📰Chompy（チョンピー）約7.8億円の資金調達完了　飲食小売店のさらなるエンパワーメントに向け、経営体制を強化し「第二創業期」始動

フードデリバリーサービス「Chompy」を提供する株式会社Chompyは、Delight Venturesおよび藤田ファンドを共同リードインベスターに、既存投資家のANRI、DCMベンチャーズ、Coral Capital、新規投資家のSony Innovation Fundから、新たに合計約7.8億円の資金調達を実施した。この調達により、累計調達額は約17億円に。

社名をサービス名に統一し、新たな飛躍の年になりそうです。

フードデリバリープラットフォームの中でもChompyは独自路線色が強く、今後はデリバリーだけでなくより現場に密接したサービス展開をしていってほしいですね。

📰「京樽」と「スシロー」のダブルブランド店舗が誕生！テイクアウト専門店として、4店舗が7月7日（水）に同時オープン

株式会社FOOD & LIFE COMPANIESの子会社である、株式会社 京樽は、運営する「京樽」の店舗などを改装し、株式会社あきんどスシローの運営する「スシロー」と、トライアルとしてのダブルブランド店舗を、7月7日（水）に4店舗同時にオープン。

スシローのテイクアウト店舗は都内にも増えてきており、ちょうど自宅近くにもオープンしたので行ってきました。

雨が続いていますが、会社帰りのお客さんで結構にぎわっていました。

そして今回は、京樽とスシローとのダブルブランドということで、テイクアウト寿司として知見があり、上方鮨としての独自路線がある京樽の強みと、圧倒的価格とクオリティを提供できるスシローとがコラボすることで、他社には無い強みが発揮されそうです。

🗾国内のニュース

🗾ぐるなび×楽天、料理宅配7月から　「1億人経済圏」活用

飲食店予約サイトのぐるなびが7月から料理宅配サービスを始める。5万店超の店舗をベースに全国で展開する。資本提携している楽天グループとの連携も強め顧客を囲い込む。日本の料理宅配市場は2桁成長だが、6月に米最大手も進出して品ぞろえや配送網の競争が激しくなる。

「通信大手の代理戦争に」というサブタイトルが示すとおり、国内の勢力も駒が出揃い、各社大手企業の後ろ盾を作って競っています。

また、外資系サービスの日本進出も一通り出揃い、これからは生き残り戦となっていきますが果たして。

🗾拡大するフードデリバリー　背景には何が？

出前館の顧客サポートを担う出前館コミュニケーションズは、今年３月、鹿児島市と立地協定を締結。市内３か所目となるサポートセンターを開設し、新たに１３０人以上の雇用を見込んでいる。

主にサポートセンター業務を拡大するため、2013年に出前館が買収した薩摩恵比寿堂という会社が今年５月に出前館コミュニケーションズと社名を変更しました。
今回はその会社が取り上げられていますが、非常に大きなサポートセンター拠点がまた１つできるようですね。

どうしてもピーク時では、顧客側だけでなく、飲食店側からも多く問い合わせが入ると思いますので、即時対応を期待します。

また、出前館は決済において大きなシステムトラブルが発生しています。
こういった顧客対応においても当サポートセンターは大きな力になりそうですね。

🗾セブン&アイ、AIで配送ルート　宅配普及へ効率化

セブン&アイ・ホールディングスは、AIを活用してグループの宅配事業を効率化する。協力事業者の運転手の割り振りや受取場所、時間を最適化するほか、注文時間などに応じて宅配料金が変動する仕組みも検討。実証実験では、配送に必要な車両台数と平均配送距離をともに約4割減らせたという。数年以内の本格展開を目指す。

ローソンは３社との提携を行って宅配を外部化していますが、セブンは全て自前で行うということで、システム面でも大きく投資をしています。

コンビニ単体だけでなく「（イトーヨーカ堂等の）ネットスーパーで購入した商品をセブンイレブンの店舗で受け取ったり、同グループの宅配ロッカーに運んだりする運用も想定する。」ということで、規模は大きいですが、実現すると大きなアドバンテージとなりそうです。

🗾ミスタードーナツ、「MISDO PIZZA」5種を7月1日に13店舗で発売

ミスタードーナツ（ダスキン）は、「MISDO PIZZA（ミスド ピッツァ）」5種を発売。ダスキンでは、2017年から「ナポリの窯」（ストロベリーコーンズ）と提携してミスタードーナツ13店舗でピッツァを販売しており、2020年には同事業の買収を発表。その後、2021年4月に同事業の買収断念と提携の終了を発表していた。

提携終了後でも機材を使って自分たちで商品化したということでしょうか。

飲茶があるものの、どうしてもミスドってランチやディナーで使うイメージが持てませんでしたが、これなら使えそうですね。

早速ギガジンで"食べてみた"記事が載っていました。

結構本格的で美味しそう。

🗾新コンセプトのサブウェイ、渋谷マークシティにオープン

日本サブウェイは新コンセプトの店舗「サブウェイ 渋谷マークシティ店」をオープン。訪れた瞬間から最高のサブウェイ体験を提供する「フレッシュ・フォワード」をコンセプトに掲げ、新たに先払い方式を導入するほか、サンドイッチのカスタマイズに迷った時に「オススメで」と伝えることで、スタッフがブレッドの種類、野菜の量、ドレッシングの種類など、最適な組み合わせを提案する。

サブウェイの強みでもあり弱みでもある点が、何と言ってもカスタマイズの部分ですね。
「買い方がわからなくて不安」「注文に時間がかかる」といった弱みを打ち消すために、是非事前のアプリオーダー機能が欲しいところです。

サイトには"簡単"と謳ってますが、いざカウンターの前に立つとテンパるんですよ…。

🗾鳥貴族、新業態「トリキバーガー」8月オープン。1号店は大井町

鳥貴族グループは、新業態のチキンバーガー専門店「TORIKI BURGER(トリキバーガー)」を8月にオープンする。1号店は東京 大井町駅を予定しており、6月30日にティザーサイトを公開した。今後1号店オープンに向けてサイトやSNSで情報発信していく。

３月の第２四半期決算発表からようやく詳細な情報が出てきて、ティザーサイトまで公開されました。

大井町にできるということで早速行ってみたいですね。

今ファストフード業界ではチキンサンドブームなので、こんな形で異業種参入も増えてくると思います。

🗾VRで異世界転生！｢RPGレストラン｣で、伝説の勇者とともにファンタジー世界の料理を食べてきた

渋谷某所に期間限定でオープンした｢RPGレストラン｣で、異世界転生モノのラノベのようなマジカルな転生を体験してきた。予約開始からたった3分で全ての予約枠が完売したというこのイベントは、XRクリエイティブプラットフォーム｢STYLY｣を提供する株式会社Psychic VR Labとさまざま著名アーティストとコラボしたXRツアー｢ULTRA TOUR by STYLY｣第1弾で、株式会社ブルーパドル代表の佐藤ねじ氏が企画・監修を担当したもの。

本noteでも一度取り上げましたが、"やってみた"記事があったので再掲です。

食というよりはもはやアトラクションに近いですが、めっちゃ楽しそう！

私もチケットを取ろうとしましたが、開始３分で完売とは…全く無理でしたね。

🌎海外のニュース

🌎【ロボマート】、数分で自販機が家の前にやってくる！寒い日はおでんに熱燗マートも？

オンデマンド＆セルフ・ドライビングカー開発のロボマート（Robomart）は、ロサンゼルス近郊ウエストハリウッド地区で自動運転の無人・移動コンビニカー「ロボマート」を使った営業を開始した。移動型自販機とも呼べるロボマートは、急に必要となった菓子や市販薬を利用者の近くにまで移動して、買い物ができるようにする未来型ロボットだ。

「場所の限定がなくシステムが全てを操作するレベル5となる完全自動運転車」が営業開始ということで、1回2ドルの手数料で自販機がアプリで呼べるのであれば１日に何回も使っちゃいそう。

🌎モバイル注文は収拾がつかない… スターバックス元従業員らが明かす問題点

米スターバックスの従業員たちは、同社があまりにも多くの顧客にアプリで注文をさせ過ぎていると話している。一部の店舗では、需要に応え続けられるだけの能力がないという。アプリではドリンクの無制限のカスタマイズも受け付けているため、従業員たちはうんざりしているという。

「モバイル注文は今やアメリカのスターバックスの取引の4分の1以上を占めている。」とありますが、言ってもまだ25%とか30%の世界なんですね。

口頭で受注するよりも商品作成に集中できるのでいいとは思いますが、やはりカスタマイズがネックのようです。

とはいえ、モバイルによる事前注文の流れと、パーソナライズの流れは今後も加速していくので、これからさらに店舗オペレーションや仕組みを効率化してく必要があるということですね。

以上。

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