UberEats配達員によるお茶目なのか真面目なのか分からない設定が面白いですね。

配達員プロフィールには、①顔写真、②配達する理由、③好きな食べ物を設定できるので、ここでユーザにポジティブな人間味を感じてもらうのはアリですね。

📰プレスリリース

📰Zホールディングス、アスクル・出前館と協働し日用品や食料品の「即配サービス」の実証実験を開始

Zホールディングス株式会社は、グループ企業のアスクル株式会社および株式会社出前館とともに、日用品や食料品を即時配達する「即配サービス」の実証実験を、2021年7月末から開始。本実証実験は、東京都板橋区を含む一部エリアで開始し、順次3～5エリアに拡大する予定。

デリバリープラットフォーマーの日用品配達が活況となっている中で、まさにグループ間でのシナジーを発揮させてきました。

そうなるとグループにはzozoもあるので、もしやアパレルの即時配送も…？（でもそれにはzozoの倉庫を分散化させる必要があるか。）

また、出前館の加盟店舗数が8万店舗を突破したとのこと。

こちらは６月発表の決算説明資料ですが、加盟店舗数は昨対で3倍、約5万店舗も増えているんですね…！

また、本部売上も比例して伸びていますが、特にシェアリングデリバリーの手数料がその拡大と共に大きく伸びており、引き続き"日常化"に向けて拡大路線を進行中です。

出典：2021年8月期第3四半期決算説明会資料

📰「Upcycle by Oisix」3年以内に20億円超のマーケットを目指す　地球と身体にやさしいアップサイクル商品で食品ロスを削減

食品のサブスクリプションサービスを運営するオイシックス・ラ・大地株式会社は、これまで製造の過程で廃棄されてきた原料を、アップサイクル商品として販売する食品ロス解決サービス「Upcycle by Oisix」を開始。

オイシックスのエコシステムにおいてさらなるフードロス対策となるサービスが登場しました。

現時点では以下の２商品がラインナップされています。

どちらも普段は捨ててしまう部分ですが、こうやって商品になると食べてみたくなりますね。

📰ファンと一緒に企画しプロジェクトを盛り上げる【共創コミュニティ】「丸亀うどん学級」が発足！

株式会社丸亀製麺は、お客さまと一緒に、うどんで日本を元気にするファンコミュニティ「丸亀うどん学級」を設立。一人でも多くのうどん好きの方々に参加していただきたいという気持ちを込めて、2021年8月1日（日）まで専用サイトにて第一次のメンバー（学級員）を募集する。

丸亀のアンバサダー企画が始まりました。

登録は無料ですが、登録時には以下のような結構細かい部分まで入力を求められます。

上記は必須ではありませんが、まさに丸亀愛が試されてますね。

📰【世界初】「汁だけ坦々麺」の専門店が恵比寿に開店。

合同会社モテアソブ三軒茶屋は、株式会社バディトレが運営する星野鶏ハム店の協力のもと、「汁だけ坦々麺」の専門店を7月8日より恵比寿にて開店。

店舗開発の経緯がこちら。

汁なし坦々麺が全国的にブーム
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ブームの裏側で『汁なし坦々麺の汁はどうなっているのか』『厨房でひっそりと捨てられてしまっているのではないか』という、いわゆる『坦々汁』のフードロス問題が起きているのでは？
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実際に調査したところ『坦々汁』が捨てられている実態は確認できなかった
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しかし、身近な食事からフードロス問題を思い出せることはSDGs達成への第一歩と考え、『汁なし坦々麺で捨てられるはずだった汁を提供するお店』というコンセプトで『汁だけ坦々麺』というお店を開業

ちょっとよくわからないのですが（笑）そういうことみたいです。

実際の商品はどんな感じかなと思ったら、代表の方がツイートされてました。

（主食はどうするんだろう…）

🗾国内のニュース

🗾JR東のサブスク「JREパスポート」。Suica定期利用者にコーヒーや駅そば

JR東日本は、通勤定期券利用者を対象としたサブスクリプションサービス「JREパスポート」のトライアル実施を開始。定額制でコーヒー、駅そばトッピング、シェアオフィス利用のサービスを提供する。価格は月額1,000円から6,400円。

まだ実証実験段階のため一部のショップでしか利用できませんが、「将来的には、特急列車やグリーン車など輸送サービス、シェアサイクルなどのモビリティサービス、スポーツジム、その他飲食サービスなど、様々なサービスを自由に組み合わせられる、シームレスなオンデマンドサービスのプラットフォームを目指す。」とあるように、JRを起点としたエコシステムの基盤を築いていくとのこと。

月額1,500円の「マイボトルプラン」➡ブレンドコーヒーM1杯を、1日3回まで無料で提供、ってかなりお得に感じます。

🗾静岡に“珍自販機スポット”現る　冷凍ラーメンから昆虫食、ふるさと納税まで

静岡鉄道傘下の静鉄リテイリングは、JR藤枝駅直結の商業施設「オーレ藤枝」に22台もの自動販売機を置いた無人販売所「OLE Self＆Cafe」（オーレセルフ&カフェ）をオープンした。冷凍ラーメンや昆虫食など珍しい自動販売機を集めた。

イートインスペースも併設しているということで、ここで調理して食べられるようですね。

「コオロギやタガメ、サソリ、タランチュラなど姿かたちがそのままのものからプロテインバーのような加工品までバラエティに富んだ商品を販売する昆虫食自販機も設置した。」とのこと（汗

それにしてもここ最近は自販機がじわじわとブームになってきていますね。

🗾「薬膳八百屋ファルマルシェ」会員制のスマート店舗(無人店舗)開始

東京都大田区田園調布に店舗を構える「薬膳八百屋ファルマルシェ」は、早朝5:00～14:00、19:00～深夜25:00までの営業を会員制のスマート店舗(無人店舗)として開始している。

面白い店舗営業の形ですね。
14:00～18:00までは店員さんがいる、ということなのでしょうか。

「無人営業時間帯は、会員登録時に登録された交通系ICカードや交通系ICカードに対応したスマートフォンにより入店、退店を行い、支払いはQRコード決済、クレジットカード決済に対応。」とのこと。

そういえばローソンも結構前から無人化の実験を行っていますが、実際のところどうなのか、気になりますね。

🗾オフィス・企業向け宅配弁当業界にDXを　低コストで導入可能な、弁当注文決済アプリのプラットフォームとは？

宅配弁当業界の老舗ながら、DXへ率先して取り組んでいるあづま給食センターが、業界DXに向けた「弁当注文決済集計アプリのプラットフォーム」の提供を開始する。低コストで運用でき、弁当製造会社ごとにカスタマイズ可能なプラットフォームとは、どういったものなのか。

自社の弁当宅配サービスをデジタル化した先に、他社からの要望でプラットフォーム化まで実現した、といった経緯はすごい。

また、「われわれはいわゆる『システム屋』ではありませんし、本業の宅配弁当での利益があるため、このサービスは利益重視ではなく、自分が考えたプラットフォームが全国に広がったら面白いなという、そういった感覚で提供している。」ということで、この考えは素晴らしいですね。

🗾「マクドナルド検定」全問正解“マクドナルドマスター”にマックカードをプレゼント

日本マクドナルドは「マクドナルド」公式サイトで「マクドナルド検定」を開始。日本マクドナルド50周年記念で実施するサービス。親子で参加できる「こども検定」と、“難易度高め”な「大人検定」の2種類。

「何度でも挑戦でき、大人検定に全問正解するとマクドナルドマスターに認定される。」とのことですが、なかなか難しいこの問題。

とはいえ、「7月9日発売ほんのハッピーセットのミニ図鑑には、検定の参考となる情報が満載。」ということで、ちゃっかりハッピーセットに誘導しつつ、家族という単位でブランドの理解促進につなげていくやり方はうまいですね。

🗾「かっぱ寿司」運営会社の社長 競合会社のデータを不正入手か

回転すしチェーンの「かっぱ寿司」を運営する会社の社長が、競合する別のすしチェーンの売り上げなどに関するデータを不正に入手していた疑いがあることが分かった。刑事告訴を受けた警視庁が詳しいいきさつを調べている。

正確には同社の顧問だった時期に、ということですがNGですね。

同社からは以下のような文書も出ています。

（ちなみに受け取った社長ばかりにフォーカスされていますが、渡した側の元同僚も同様の罪ということなのでしょうか。）

🌎海外のニュース

🌎ロシアYandexの自動運転部門がGrubHubと提携、米国の大学キャンパスにロボット配達を展開

ロシアの大手ハイテク企業であるYandexの自動運転部門としてスピンオフしたYandex Self-Driving Groupは、フードデリバリーサービスのGrubHubと提携し、米国の大学キャンパスで複数年にわたりロボットによる配達を行うと発表した。同社はこのパートナーシップの期間中に250以上のキャンパスにサービスを提供したいと考えており、まずは今秋に数十台のロボットを導入することから始めるという。

Yandexは自前でフードデリバリー事業を持っていますし、米国での実施ということならば、どちらかというとGrubhubが自動配送にYandexを選んだ、という建付けなのかもしれません。

動画を見る限りロボット自体はstarship等と変わりは無さそうです。

それにしてもアメリカの大学ではデリバリーロボットの格好の実験場ですね。

🌎airasia、Gojekのタイ事業を買収——東南アジアのスーパーアプリ争いが激化

マレーシアを拠点とする航空会社のデジタル部門であるairasia Digitalが、Gojek のタイ事業を買収した。この買収により、ASEAN における airasia Super App の展開が加速するとともに、Gojek はベトナムとシンガポールの事業への投資を拡大することが期待される。

そもそもGojek自体がスーパーアプリなのでは？と思いましたが、もはや加速化するスーパーアプリ化の流れでは、プラットフォームとはいえ飲み込まれる可能性がある、ということですね。

🌎謎のディストピア感。Ocado社の倉庫で食料品を運ぶ何千もの箱型ボット

ロンドンにて食料品を取り扱うネットスーパーのOcado社が持つ物流倉庫｢The Hive｣。ここにある金属製の｢3Dグリッド｣には食料品がマス目ごとに入れられ、｢air traffic｣と呼ばれるAI制御システムが1秒間に10回ボットたちとコミュニケーションを取り、商品の出し入れをしている。

想像以上の規模で驚きました。

「5分あれば50個の商品を拾うことができる。」ということで、1個平均6秒でのピックアップと考えるとスピードも相当なものだと思います。

以上。

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