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【なりたい自分】になるための習慣作りを成功させるコツ


人間は変化を好まない。
だから新しいことを初めて三日坊主になるのは体がうまく機能している証拠でもある。

しかし誰にも「やめたいこと」「やりたいこと」はある。

・禁煙したい
・読書を習慣にしたい
・ジョギングを趣味にしたい
・英会話を始めたい
・スマホを触る時間を減らしたい


元日に意気込んで立てた目標、どれくらいの人が達成しているのだろう。


新しい習慣を作るのが難しいことは今までの人生での失敗を思い出せばだれもがわかることだが、不可能ではない。


それにはちょっとしたコツがあるのだ。


「自分を変える習慣力」

三浦将 氏による本には習慣化の具体的な方法が順を追って記されている。
この通りに行動すれば、新しい習慣を手に入れるだけでなく人生までも変わっているだろう。


習慣のメリット

習慣化とは、意志の力を使う要素を少なくし、自動化する…意志の力は消耗する


習慣になっていることは無意識で行える。

・歯磨き
・駅のホームでICカードをタッチする
・電車の待ち時間にSNSチェック


これらは行動するたびに手や足の動きに悩んだりしない、無意識なのだ。
著者が言うように、決断にはエネルギーを使う。
無意識レベルの行動を増やすことでエネルギーの無駄な消費を減らし、保存した分を重要な決断に使うことができる。


習慣化するのは一度に一つまで

新しい習慣を作るには、それが無意識で行えるまでは「意志」が必要で、同時に二つ以上挑戦すると失敗しやすくなる。

だから習慣化したいことはできるだけハードルを下げた簡単にできるもの一つから始めるのが良い。


頑張らない、無理しない、それでいて日々粛々とやることはやる


習慣化に大切なのはテストで100点を取るといった結果を出すことではなく、意識せずとも行動できるようになること。

「毎日ランニング10km」は無理そうでも、「毎朝その場で足踏み30回」ならできそうだ。

気分が良い日は外に出て5分走り、面倒なときはとりあえず足踏み10回。
頑張れるときにちょっとだけ頑張って、頑張りたくないときは最低限で良いのだ。


なりたい自分を具体的にイメージする

なにか習慣にしたいとなんとなく始めても、その先に明確なゴールがないと続かない。

・毎日ジョギングする→どうして続けたいのか?その目的は?


習慣化したいこと→達成したら何をしたい?(習慣化の先にあるゴール)→達成したら何をしたい?→

習慣化とその先の目標を考えることを繰り返し、「本当にやりたいこと」を導き出していく。


ポジティブに、自分を認めてあげられるのは過去の自分


1日の終わりに、メモ帳や日記帳に、どれくらいできたかを毎日書き残しておく


ランニングなら
・何時に、どれくらいの距離
・場所
・見たこと
・感じたこと
・前回との変化(気持ちや体)


振り返ることで
・進捗がはっきりする
・うまくいくときといかないときの違いに気が付く
・過去の頑張りの積み重ねが継続のモチベーションになる

頑張りすぎないことが大切だが、無意識レベルにまで習慣化するまでは「よいしょ」と少しだけ気合が必要だ。
一番のやる気スイッチは今まで続けてきた自分とその記録。

「もう、このノートは自分に必要ないや」と言える日が来るまでは最高のパートナーでありメンターになるだろう。


習慣化に成功した後に


小さな変化を日常に落とし込み習慣化させたら、それは人生で大きなチャンスになる。

毎日10分の読書、散歩、英会話…


その先にある「なりたい自分」を憧れで終わらせてはいけない。

「なりたい自分」は1か月後、1年後、10年後の自分の姿だ。


頂いたお礼は知識と経験を得て世界を知るために使わせていただきます。