見出し画像

New York 中華街のパン屋さん

先週の金曜日に、China Town (中華街) に出かけた時の、「つぶやき写真」を投稿しました。

中華街は、マンハッタン島の、かなり南に位置しています。代表的な通りが、Canal Street (キャナル・ストリート) で、地下鉄の駅も、東西に5つ点在し、交通の便も良いです。地下鉄のE線だと、Canal Street の駅の次は、もう World Trade Center になります。

画像1

大学生の頃から、中華街には時々来ていました。中国茶を、量り売りで買えるし、ティーバッグも、たくさんの種類があり、値段も他で買うより安いです。

私は、10代の終わりに、短い期間でしたが、台湾の台北市に住んでいました。その時に、色々な中国の食文化に触れる機会に恵まれました。

もう40年以上も昔ですが、その時に、月餅や胡麻餅の様な、中国の伝統的お菓子だけではなく、日本と同じ様に、パンや、西洋のお菓子も食べるのか、と、なぜか新鮮な驚きでした。

画像2

上の写真の看板に書かれてあるように、「西餅店」が、パン屋のことです。こういう、中国系のパン屋さんが、中華街にはたくさんあります。

余談ですが、入り口の右側に貼ってある、”Yang" と書かれてあるポスターは、次期ニューヨーク市長の立候補者のひとりで、Andrew Yang です。彼の両親は台湾からの移民者。Yang 氏は、台湾移民の次世代で、American Taiwanese となります。

だいたい中国のパン屋さんは、パン、ケーキ、中華饅頭、そして場所によっては、持ち帰り専用のお弁当なども売っています。(内容は、もちろん中華料理です。)

画像3

これが、中華饅頭で、たくさん種類があります。6個入りで売っていますね。ちょっと近づいて、見てみると、「キャベツ入り」と「ローストポーク」が、6つで$7と、一番高いお値段ですね。でも、日本の中華街で、肉まんを買ったら、もっと高いでしょう。

画像4

こういう風合いの、生々しく合成着色料を使ったケーキは、もう日本では殆ど見られないですよね。中国系のお菓子に限られず、ニューヨークでは、カップケーキの飾りや、行事向けの大きなケーキに、自然に抽出できない様な色を、たくさん使っています。その原料が何なのかは、よくみた事がないので、ちょっと謎です。

画像5

店内の照明が暗くて、写真が暗くなってしまいました。もう一つのケーキの陳列棚です。このお店では、あまりデコレーションや、種類には凝らずに、殆どが、スポンジケーキを使って、そのフレーバーを変えたり、クリームの味を変えたりしている様に見えます。

真ん中の段の、やや左側寄りに、チーズケーキらしきものが見えると思うのですが、わりと色々な中国系のパン屋さんに置いてあります。どこのお店でも名前を "Japanese Cheesecake" 「日本のチーズケーキ」とつけています。

画像6

タイトル画像に載せた一品ご紹介します。”Egg Custart Tart" 「カスタードクリームのタルト」です。

台湾にいたときに、これをよく食べていました。カスタードクリームが、日本の菓子パンのクリームパンのクリームに近くて、それに、もう少し多く、卵の量が入っている味と舌触りです。そんなに甘くないし、パイ生地も、脂っこくないです。

これを見ると、懐かしくなり、ついつい買ってしまいます。多分日本円で250円くらいですね。

最後に、「つぶやき写真」で投稿した、あんぱんですが、食べる前にふたつに切って、中を見てみました。

あんぱん-2

パン形成の時に、餡子を塗って、その上にもう一枚レイヤーをかぶせたのですね。中には、餡子は入っていなくて、ただのパン生地だけで、少し残念感が、残りました・・・。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?