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はやく大人になりたい
はじめに。
少々過激と思われる表現もございますが、当時起きた事のありのままを書かせていただきました。時代背景等含め、ご容赦いただければと思います。
中学3年の時の話である。私、柿木坂花卉音(かきのきざかかきね)のクラス、3年2組の教室の後方入口のすぐそばに男子トイレがあった。休み時間には大体クラスのカースト上位男子達がトイレでたむろしたり、付近で騒いだりするのでうるさくて落ち着かなかった。
嘘も本当も何もない世界
「何かぼうっとしたようなところがあり、
学習したことが身についていない」
これは私が小学校4年生の時の通知表に書かれていた担任からの一言だ。
ぼうっとしている、というよりは人の話を聞いていなかったという方が正しいかもしれない。自覚はあった。
誰かの話を聞いている時、違うことを考えてしまうことが多かった。それが授業や大事な話なら尚更。意識が別の方へ飛んでしまうのだ。
(あー、お腹すいた。おやつ