"自分に厳しく"してきた僕は、
"自分の存在そのもの"にも厳しくしてきた。
これがいかに自分を苦しめ、
周りを苦しめてきたかが今になって少し分かる。
「自分はこれだけがんばっている」
と言う自負を他人に押し付け、
「そんなんじゃ甘い」と、
口に出さずとも心の中で思っていたし、
態度にも出ていたと思う。
"自分に厳しく"は、
行き過ぎると
自分を責め、追い詰める。
そして末路は
自己否定や自己肯定感の欠如が生まれる。
さらにそれを他にも振りかざす。
口では「人に優しく」と言うが、
実際は優しく出来ていないし、
そんな自分にもまた厳しくなる。
実に勿体無いエネルギーの使い方である。
自分に優しくしようとか、
もう少し甘く見てあげようとか、
そういう話では無い。
身体的にも精神的にも、
自分をしかと見つめ
戒める事は必要だと思うが、
この世に存在している以上、
自分は天から肯定された存在である
という事実は否定できない本質的なものであり、
それに逆らうということは天に背くということだ。
自分自身の存在はしっかり肯定した上で、
その基礎の上に自分自身を創造していく事。
家も基礎があって初めて上の建物が成り立つ。
人も同じで、
天から与えられた基礎を否定したりするのは時間の無駄である。
本来自分は何によって創造されたのか、
大本をたどれば、揺らぐことはない。
いただいたサポートは、僕が応援したい人のために使わせていただきます。よろしければお願いします!