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イベントレポート:2019.2.13 新日本プロレス&日経電子版 タッグセミナー「メイ社長が語る日本企業のグローバル戦略の秘訣」

元気ですか? 日本経済新聞社の新規事業チームの井木です。今回のイベントレポートを担当させて頂きます。noteで展開する日経のサービスCOMEMOでも日々投稿しております。

今回はプロレスの大ファンである私から、先日2月13日に日本経済新聞本社にて行った「新日本プロレス&日経電子版 タッグセミナー「メイ社長が語る日本企業のグローバル戦略の秘訣」についてご紹介させて頂きます。

このイベントは大盛況につき2回目(リマッチ)の講演になるため、1回目は下記の記事を参照ください。

説明不要ですが念の為、百戦錬磨の新日本プロレスのメイ社長のご経歴

ハイネケン、サンスター、ユニリーバ・ジャパン等でマネージャーを経験、日本コカ・コーラでは副社長そして、タカラトミーでは社長として業績を回復させた実績を持つ日本企業のグローバル戦略におけるトップリーダーとも言えるハロルド・メイ社長。そんなメイ氏は、2018年6月に自身も大好きである新日本プロレスをグローバルにもっと拡大させるために社長に就任しました。そして2018年の新日本プロレスは過去最高売上を記録しており、就任早々大活躍をされております。

今回も10の秘訣のうちの一部を公開させて頂きます!

10の秘訣はどれも素晴らしい秘訣であり、来場されたお客様も日経社員も首がもげるほど頷くものがありました。

残念ながら今回も10個すべてはご来場頂いた方だけの情報になるため公開はできませんが、一部をこちらでもご紹介・ご共有できればと思います!

その1.使命感(目指す方向)を関係者全員に説明できること

なぜ我々はグローバル市場に向かうべきか?が簡潔に説明できること。

日本市場が縮小していることは皆が認知していたとしても、なぜ?どうやって?グローバル市場に自分の会社が進出するのか関係者全員に説明できることが重要です。

優秀な社員がたくさんいても別々の方向を向いてしまっては力を合わせることができません。優秀なマネージャーは、グローバルに進出するために、全員が同じ方向性を向けるようにわかりやすくはっきりと方向性を示せる必要があります。

その2.日本企業の誇りを持て!

日本市場が縮小しているからといって、日本ブランド・日本企業がダメなわけではありません。

むしろ、日本は訪問したい国としても人気は高く、日本製品のイメージは依然として高い評価を得ています。

そのため、海外に進出するときに無理をして「文字を変える」「色を変える」「ロゴをいじる」などのローカライズは必要なのでしょうか?

今一度自社製品のブランド価値を考える必要があります。

その4.ビジネス形態が明確

自分たちの会社がグローバル市場に打って出ようとしたときに

・輸出
・自社参入
・海外企業とのジョイント・ベンチャー設立
・海外企業の買収

上記が主な選択肢になると思います。この中で、最もやってはいけない選択肢、最初にやるべき選択肢はどれだと思いますか?

ここでは正解はお答えできませんが、ビジネス形態が明確であれば自ずとわかるかもしれません。

その9.法務のレベルが高い

グローバル市場で戦うためにはマーケティングだけを強化すればいいわけではありません。しっかりとした守りがあるから、攻められる一面もあります。

そんな守りにおいて重要なのが法務のレベル、自社の法律の専門家の数であると言えます。

日本企業は法定での争いを避ける傾向があり、その文化からか大企業であっても非常に社内弁護士の数は少ないと言います。

実は法務を強化して、主張するべき権利を主張するだけで、グローバルビジネスが飛躍的にうまくいく可能性もあると言います。

今回もここでゴングです・・・!

申し訳ございません。全てはご来場されたお客様以外にはお伝えできないため、ほかの秘訣やそれぞれの秘訣の細かい事例などを知りたい方は、おそらく次回もセミナーを行いますので、お楽しみにして頂けますと幸いです。

新日本プロレス様とのイベントも大好評であったため、また第3弾があるかもしれません!また他にもパ・リーグとのコラボやアニメビジネスイベントなど多種多様なイベントを行っております。今後も日経電子版のイベントをよろしくお願い致します。

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