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認知症を改善する生活習慣

アルツハイマーは生活習慣病だと言われています。認知症は長い年月をかけ起こっていく障害です。つまり知らず知らず認知症になりやすい生活をしているのです。予防、改善の要は体中に酸素と水、栄養を巡らす生活を心がければいいのです。


水分補給


まず、水を飲む。酸素と同様に水も必要です。水が不足すると体の機能が維持できません。脱水症状は、認知症の症状に非常に似ています。成人の体は70%が水分だと言います。高齢になるとこの水分は減っていき50%ほどになります。水分不足は致命傷です。

栄養


体は合食べた物でできています。偏らない栄養摂取が必要です。偏った栄養は、特に炭水化物の取りすぎは糖尿病の原因です。糖尿病もアルツハイマーの大きな原因と言う事です。糖尿病は、血管を弱らせ、詰まらせ脳の活動を弱らせていきます。栄養はタンパク質炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラルまんべんなく取りましょう。これが利くと言う食材もそれだけでは効果を発揮できません。認知酒に良いと言う食材やサプリメントが多く出ていますが、これだけ食べればいいというものは存在しません。いろいろな食材を少しづつ食べる事が必要です。

動く(うんどう)


出来るだけ動きを活発にする。同じ姿勢でいると筋肉が固くなり酸素と水が体に巡りにくくなります。少なくとも座ってばかりの方は貧乏ゆすりも効果的です。一時間に1回は姿勢を変えましょう。人間は動物です。動きが無くなると死に至ります。食事や呼吸も動きを伴っています。何かしら動くことが必要なのです。

睡眠


よく眠る。睡眠は動物に欠かせない行動です。人もこの範疇です。眠ることで体も心も回復していきます。認知症の方には昼夜逆転の方もいます。これはあまり動かず暗いところで生活が続くと体内時計がくるってきて朝昼よ折るが解らなくなるのです。時間的な感覚が落ちてきたと言ってもいいでしょう。朝日を浴び体内時計をリセットしましょう。眠る時間より起きる時間を決めると体内時計の働きが良くなり、夜に眠たくなります。よく眠るための様々な方法が有りますが、これは後日。

趣味


趣味を3つもつ。一つより二つ、二つより三つです。三つ持てばいろいろな事、違うジャンルの頭の使い方をします。あまり多趣味だと深くのめりこむ事が出来ませんからそのあたりの兼ね合いで3つくらいがいいと思います。壁にぶち当たって、やる気が出ない時、別の趣味がありばその期間を乗り越える事が出来ます。
 私は写真と俳句を勧めます。ともに瞬間的な判断と、外に出て活動するという事が必要になります。俳句も外に出て季節を感じる事が作句の秘訣です。俳句は写生と言われるゆえんです。
社会参加。買い物なども含まれます。ボランテアもいいでしょう。井戸端会議もOKです。外に出て人と触れ合う事が適度のストレスと緊張、会話による発語の訓練などにもなります。

この様に認知症の改善、予防は一筋縄ではいきません。しかし体を動かして酸素と水と栄養を体中に巡らせる。これが根治(脳の可塑性を上げる)の秘訣です。
認知症を改善するのは非常に困難です。症状によってもそのトレーニング(生活習慣)内容を変えるべきだと思います。


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