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ジュニアアスリートの長続きする痛みについて(コラム:ある世界へ挑戦するジュニアアスリートの話)

長続きする痛みの原因は『筋拘縮』『血流不全』『栄養不足』

スポーツをしている方であれば打撲、腰痛、膝の痛み、捻挫と何らかの『痛み』の経験はみなさんあると思います。

大人の方は子ども時代に『痛み』が起こっても軽いものであれば、翌日もしくはその日の夜には気にならないぐらいになっていた思い出もあるのではないかと思います。

それが年齢を重ねるごとに『痛み』が長引きなんとなくずっと痛い、違和感がある、思うように動けないなどの体験を現在しているかもしれません。

現代ではジュニアアスリートでも多くみられます。
育成年代(小学生、中学生、高校生、大学生など)の幅広い世代に『痛み』が長続きするサッカー選手が増えています。

その大きな要因の1つになる「栄養不足」についてを『痛み』『筋肉の硬さ(筋拘縮)』『血流』との関係性と絡めてお伝えしていきます。

血流の滞りにより【痛み物質】が産まれる

「長く続く痛みの原因のほとんどが神経ではなく、筋肉が硬く縮こまり血管が圧迫されることで起きる血流障害」

『痛み』は【痛み物質】が体内で産まれ、それをを知覚することで『痛み』を感じます。その痛み物質がどのように産まれるかというと…
体内に大小様々な太さと全身に広範囲に張り巡らされて常に循環している「血管」が何かしらの原因で圧迫などにより血流が滞ることで発生していきます。

多くの痛み物質がありますが、ブラジキニンと呼ばれる強烈な痛み物質の1つは血管が圧迫され極度の酸欠状態を引き起こすことで分泌されると言われています。

血管を圧迫するほとんどの原因は【筋肉】

体には大小640個の筋肉があり、体の重量全体に対して約40~50%を占めているとても重要な器官です。
体を支える、体を動かす、エネルギーを蓄えるといった機能がありますが血流という観点でもとても重要です。

筋肉内を無数の血管が通っていますし、筋肉の周囲にも毛細血管と呼ばれる非常に細く広範囲に張り巡らされている組織があります。
毛細血管は動脈(血流を全身に送る)と静脈(全身から心臓に戻す)を繋ぎ、血液中の酸素と栄養分を組織内に移動させ、組織内の老廃物を血液中に移動して排出させる役割があると言われています。

「筋拘縮の筋肉状態は「硬く・痛く・伸びない」状態で筋肉内の血流が阻害されて痛み物質や疲労物質も蓄積していきます」

筋肉が柔らかくなるには【栄養(エネルギー)】が必要


筋肉には収縮弛緩という機能的作用があります。

収縮→血管を圧迫

弛緩→血管を解放

大きな分類をすると筋肉が弛緩することで血流が組織に十分に確保できている状態になります。

先ほど、筋肉には体を支え、動かすと言った役割があるとお伝えしました。これらは大きな括りで言えば筋肉が収縮することで行われます。
体内のエネルギーが動く(筋肉が収縮する)ことで使われるのはイメージしやすいのではないでしょうか?

ですが、筋肉が弛緩する時にもエネルギー(栄養)を使います
筋肉がゆるむ時にもエネルギー(栄養)が使われるのです!

筋肉が弛緩して血管が解放され、血流を十分に確保するためにもエネルギー(栄養)が必要になります。

だからこそですが…

・筋肉が硬くなりやすいジュニアアスリートは栄養(エネルギー)が足りていない!!
・筋肉が硬く血流が滞っているジュニアアスリートは痛み物質が体内で産まれやすい!!
・筋肉が弛緩するためにジュニアアスリートは栄養(エネルギー)を十分に摂る必要がある!!

血が体の組織に流れなければ回復や自然な自己治癒はされていきません。

血流によって栄養(エネルギー)が組織に届くことで自己治癒力が適切に発揮されるからです。

・寝たはずなのにだるくて疲れる
・朝スッキリ起きれない
・日中だるい
・日中眠くなる
・便秘気味でお通じがすっきりしない

長引く痛みは【栄養不足】の大きな原因の1つではありますが、上記の症状も可能性として考えられます。

この症状は大人にもよく聞く症状ですが、子どもでも見られることがあります。
もちろん多くの上記症状を訴える大人も不足している方々が多いです。
圧倒的に栄養が不足していて、夜寝ている際の細胞に回復のためのエネルギーが足りないことが大きな原因の1つです。

プロアスリートを目指す子どもたちへ

昔に比べてジュニアアスリートの練習頻度や練習の時間帯が大きく変わっています。

週5回以上のサッカースクールやクラブの練習、午前と午後の2部練習、夜の練習によっての疲労や睡眠時間の短縮など…

大好きで楽しいサッカーを夢中でやり技術も上達していく可能性もありますが、筋肉への負荷の蓄積やエネルギーを使用することでの栄養の枯渇は必ず起きているといってもおかしくありません。

現状、痛みや不調が出ていないアスリートも怪我予防やパフォーマンスアップに必須な内容ではありますが、長引く痛みや思うようにサッカーができない体の状態になっているジュニアアスリートは特に栄養と向き合う事が必要になると思います。

世界へ挑戦するジュニアアスリートの話

ヨーロッパの各国のサッカーのビッククラブが集いう国際大会が、あるヨーロッパの国で開催されました。
レアル・マドリード、バルセロナ、パリ・サンジャルマン、バイエルン・ミュンヘンなど世界トップクラスのクラブばかりが集まったサッカー大会です。

その大会に参加した日本人の小学生高学年代のジュニアアスリートが大会最優秀選手(MVP)に選ばれました。
その選手が所属するチームは優勝していないにも関わらず選出されました。

一時帰国したその選手はヨーロッパへの挑戦が決まり移住する前に体を見てもらいたいとのことで、「筋肉チューニング整体院UROOM」で見させてもらう機会がありました。

大会での圧倒的なパフォーマンスからMVPにまで選ばれた選手ですが、「筋拘縮」の蓄積はかなりのものでした。

いくつかある症状の1つとして「朝起きた時にだるくてスッキリ起きれない」でした。

筋肉チューニングにより体の筋拘縮を解除、体の細胞や筋肉組織の回復に必要な栄養素(特にタンパク質)を摂る。

本人がその間にセルフケアで筋拘縮を解除したことや、お菓子やジュースなどをやめて「質」のいい栄養素を摂ったことも大きな要因ですが…
2週間後には朝スッキリ起きれるような状態でした。

チームの中でも体の柔軟性が低く、立った状態で体を前に倒し指が全く床につかない状態(膝くらいの位置で他の選手からおじいさんと言われていた)だったのも、2週間後には床に手がつく状態になっていました。

結果は誰にも分からないです。
出会う前の状態で海外挑戦をしても怪我なく、体に違和感なく、体を満遍なく使い圧倒的なプレーができていたかもしれません。

ですが…

朝起きた時の症状、筋肉の質の状態(筋拘縮の状態)、関節可動域の柔軟性などを考慮すると中学年代、高校年代、大学年代、プロと筋拘縮の蓄積によりどこかのタイミングで最悪の状況になる可能性が高いのかなとも当初は感じていました。

今の体や筋肉の「質」であれば十分に世界トップレベルのクラブで思う存分に挑戦できるのではないかと思います!

「どこを目指しているの?」
そんな質問に間髪入れずに
「世界一です!」
そう答えたジュニアアスリートはものすごく逞しく素敵でした!

そんな出会いと体の変化を直に感じた素敵な一時でした。
好きなサッカーを楽しんで挑戦してきてほしい!


Growithモリンガ配合たんぱく

上記のジュニアアスリートは夜寝る前の1時間に1杯飲んでいました。


Growith モリンガ配合たんぱく」は動物性たんぱく質、植物性たんぱく質、ビタミン豊富なモリンガの3種類を理想的なバランスで配合しており、エネルギー産生に欠かせないビタミンB群を同時に摂ることができる高機能栄養補助食品です。

こどもや忙しい親御さんに毎日飲んでいただきたいからこそ「Growith モリンガ配合たんぱく」は白砂糖や人工甘味料、トランス脂肪酸等、余計なものは一切入っておりません。モリンガの風味を整えるため、黒糖3.5%と抹茶2.5%、これだけしか入っておりません。人工甘味料不使用と書いていても、香料、甘味料、乳化剤などの食品添加物が含まれているものがほとんどです。

こどもの「栄養サポート」「怪我予防」を考えて、できるだけ添加物が入っていない質のいいタンパク質を取り入れてみてください。



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