男女の”遺伝子”の継承の違い 〜ヒトとサルの遺伝子は、99%同じ〜
遺伝子とは人間の体をつくる設計図に相当するものです。 ヒトには約３万個の遺伝子があると考えられています。 人間の身体は、「細胞」という基本単位からなっています。 この細胞の「核」と呼ばれる部分に「染色体」があり、この中の「DNA」が「遺伝子」として働いています。
Y染色体は父系遺伝する。
つまり、父親から息子へと男性間でのみ受け継がれる。
一方、ミトコンドリアDNAは母系遺伝する。
ミトコンドリアDNAは、母親から子供へ、そして娘から子供へとのみ受け継がれる。
ミトコンドリDNAとは：核の染色体以外にも存在する。細胞質にあるミトコンドリアというエネルギー産生や呼吸代謝の役目をもつ特殊な小器官の中にも小さなDNAが存在し、これをミトコンドリアDNAと呼んでいる。
Ｙ染色体は父から息子、息子からまたその息子と男の系統を伝わる万世一系（永久に一つの系統が続くこと）です。
つまり、男は遺伝子が縦に繋がり、父親の遺伝子を100%引き継ぐ。
女は子供を産むので優れた遺伝子が必要で、両親のいいものを引き継ぐ。
男を「姓」で呼ぶのも、そのような伝承によるもの。
女は一人一人が固有（独立している）のために「名」で呼ぶのです。
男は父親と同じ遺伝子を持っているので、父親を追い越そうとします。
また、悪い遺伝子は男にしか伝承しない。
女は地縁、血縁、お母さんやおばあちゃんとの縁を作っていく。
女の記憶力は抜群で、家のしきたりや家風を教え継承する。
衣食住は女が継承するものなのです。
男は外で働くことでしか価値がない。
男にはXYYという性染色体異常遺伝子が、1000人に1人発生存在します。
XYY症 候群は,(1)長 身であること,(2)知能が境界線級であること,(3)非 行,犯 罪などの反社会的傾向 のあることを特徴 としている。
男と女は、700万年かけて、このような遺伝の継承を行いながら、人類として繁栄してきました。
ちなみに、ヒトとサルの遺伝子は、99%同じだといわれている。
1%の差による一番大きな違いは脳の大きさで、人間の脳の重さはサルの3.5倍です。
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